求められる在宅Webデザイナーになるには

フリーランスとしてWebサイトのデザインに携わると、その報酬の相場は、トップページ8万円以上、その他のページは2万円以上と、いい収入になります。
但し、上記は東京相場であり、また時期やWebデザイナー本人の実力にもよるので、もちろん参考に過ぎません。
しかし、逆に好条件が整い、本人の実力がより高く評価されるならば、相場など関係なくなることを意味します。
また、在宅のWebデザイナーは、Webサイト制作の発注企業からすると非常に魅力的なのです。
固定した人件費・交通費を支払う必要がない、制作機材・ツールを新たに用意する必要がない、といったコスト面でメリットがあるからです。
それに加えて、一人のアルバイトを雇うとなると、募集広告や事務手続き、また思ったほど成果が出ない場合のリスクを背負うことになるでしょう。
発注する側、受ける側、双方とも都合がいいのです。
では、どうやったら在宅で報酬を得られるかというと、実績を積み指定されたことを忠実にこなせる事を制作企業にアピールできればいいのです。
そのためには、IllustratorやPhotoshop、Dreamweaverを駆使して、サイトを実際に作り公開する必要があります。
デザイン力は必ず見られるため、どのような企業から受注したいのか想定し、それに適したデザインのものを掲載すると良いでしょう。
また、一つのサイトだけではなく、毛色の違ったサイトを複数用意すれば、それだけ受注の可能性が広がります。
物販に適したデザイン、情報提供に特化したデザイン、遊び心をくすぐるデザイン、様々なものを用意します。
但し、そのまま待っていても何の連絡もきません。
Webサイトの制作企業に積極的にメールを送り、制作能力をアピールするのです。
一度企業とのつながりが出来ると、実力によっては継続的に受注しやすくなり、後は黙っていても仕事の依頼がきます。
一度一つの企業との実績ができれば、他の企業からも依頼されるでしょう。
そこからはデザイナーの向上心（学習意欲・品質・納期）がどれだけ続くかです。