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CREATOR INTERVIEW VOL.123

クライアントの想像を越え、クリエイティブで感動を提供したい

EVOWORX Co., Ltd.

エヴォワークスの質の高いクリエイティブを支えるデザイナーたち。 未経験からのスタートも多いというエヴォワークスのデザイナーたちはどのように成長し、 日々どのようなこだわりをもってデザインに向き合っているのでしょうか。 3名のデザイナーに話を聞きました。



左から順に)
■森本耕一 デザイナー
2019年入社。マニュアル制作会社に勤務しながらWebスクールに通い、エヴォワークスにデザイン未経験で転職。
現在はメインデザイナーとして、さまざまな案件を手掛ける。

■世喜輝彦 シニアデザイナー(兼ディレクター)
2017年入社。美容師として働いた後、クリエイティブの道を志す。
デザイン制作会社1社を経て、エヴォワークスに入社。
アートディレクション・デザイン実務のほか、エヴォワークスのデザインのクオリティ向上に務める。

■照井雄太 ディレクター(兼シニアデザイナー)
2018年入社。地元岩手で製造業に従事した後、Webスクールでデザインを学び、エヴォワークスに入社。
デザイナーとしてプロジェクトに関わるかたわら、ディレクション業務にも携わるようになり、
2022年からディレクター職に。幅広い領域でクライアントの課題解決に取り組む。

エヴォワークスは新人デザイナーの登竜門?

エヴォワークスの屋台骨を支える3名のデザイナーにお集まりいただきました。まずは自己紹介をお願いします。

森本:森本耕一と言います。前職はマニュアル制作の会社にいて、
まったくのデザイン未経験のところからデジタルハリウッドに1年通い、デザイナーとしての転職を目指しました。
エヴォワークスには、制作実績に惹かれて応募したのですが、面接のときの雰囲気がすごく良くて。
それで入社させてもらって、もう少しで入社5年目になります。

世喜:僕はもともと美容師をしていました。まあ、あまりにきつくて1年経たずに辞めてしまったんですけど(笑)。
無職になって放浪していたときにデザイナーになろうと志しまして、独学と少しだけスクールにも通ってデザインの勉強をしました。それから社員3名の小さな制作会社を経て、エヴォワークスに入社しました。
転職サイトに登録していたら、代表の矢野さんからスカウトのメッセージが来たんです。「ちょっと会えませんか」という軽いノリだったのでとりあえず来てみたら面接が始まって、それでずるずると入社を決めてしまったと(笑)。
今年で入社7年目になるのですが、アシスタントデザイナー、デザイナーとステップアップさせてもらって、
今はシニアデザイナーという肩書でデザイン実務のほかに、監修などもしています。

照井:私はこれまでのキャリアを語ると長くなってしまうのですが、ずっと地元の岩手の製造業で働いていて、その過程で海外勤務になり、中国とベトナムに合わせて5年ほどいました。
20代後半まで日本と海外を行ったり来たりして、その後デザイナーを目指そうと思い立ち、東京へ上京しました。
そこからは森本さんと同じ、デジタルハリウッドに通って、エヴォワークスに入社しました。
今年で6年目になりますが、3年ほどデザイナーを専任で担当し、4年目くらいからディレクターの領域も兼務するようになりました。昨年からは正式に肩書がディレクターになり、今はディレクション業務が8割、デザイン業務が2割くらいといった具合です。

世喜さん以外のお二人はデザイナーとしてのファーストキャリアがエヴォワークスなんですね。

森本:うちの会社は未経験からの入社が多いですね。
逆にデザイナーの就業経験者が入社してくるケースの方が少ないかも。

照井:未経験からが多いというより、ほとんどそうかも(笑)。

世喜:僕らが入社したころは、先輩の下についてOJTで
ちょっとずつ「これは違うんだ」とか試行錯誤しながら成長していく感じが多かったのかな。

森本:そうですね。僕の場合は入社してしばらくして世喜さんが上長になって、いろいろと鍛えてもらった感じ。
比較的すぐに案件にアサインされるので、まずは自分でやってみて、上長からフィードバックもらって。
そうやってトライ&エラーを繰り返していきながら、少しずつレベルを上げていきました。
振り返ると、結構チャレンジングな環境でしたね。ハングリーな人からしたら、チャンスが転がっているとも言えるのかな。任された案件で力を発揮したら、その次からはどんどんとその人に案件の相談が行くようになる。
そうやってみんなキャリアアップしていったんじゃないですかね。

世喜:ただ自分たちがそうやって育てられてきた分、自分たちが育てる側に回ったら、きっちり教えたいという気持ちも強くて。最近ではデザインの勉強会などを開催して、提供できる教育のレベルを平準化するような取り組みにも力を入れています。個々人に任せる度合いを少なくして、みんながちゃんと一定レベル成長できるようにというのは考えて、教育の内容や制度を整えています。

三者三様のデザイナーとしての心構え

エヴォワークスと言えば、「クリエイティブが強い」会社というイメージがあります。
デザインをするなかでどのようなことを大切にしているのでしょうか?

世喜:僕の場合は3つあります。1つは整理整頓すること。
ディレクターがまとめてくれた要件を自分なりに整理整頓したり、デザインの方向性やフロー、スケジュールを1つずつ整理していったり。そこはすごい大切にしています。

2つ目は、クライアントの想像を越えていくこと。
クライアントから「こういうのをつくって欲しい」と言われたとき、要望通りのものはA案としてつくりつつ、
まったく違う方向性で自分が考えたベストをB案としてつくったり。もちろんA案が選ばれることもあるのですが、
要望以上のものをつくって、感動を与えたいっていうのはいつも思っていますね。

3つ目は言語化とコミュニケーションです。
クライアントに対しても、社内のメンバーに対しても、制作におけるコミュニケーションは大事にしています。
いろいろな人の意見を取り入れることが最終的にクオリティーにつながっていくと信じているので。

世喜がデザインを担当した「STUDY IN SHIZUOKA」のWebサイト
世喜がデザインを担当した「STUDY IN SHIZUOKA」のWebサイト

以前担当した「STUDY IN SHIZUOKA」というサイトの制作ではこの3つがすべて絡んでいました。
前任者の退職に伴い僕が引き継ぐことになったという経緯もあり、要件を改めて再整理するところからはじめて、
社内メンバーとも綿密にコミュニケーションをとって少しずつデザインを固めていきました。
おかげでSNSなどからも反響があり、クライアントにも喜んでいただくことができました。

照井:私が大切にしているのはかなりシンプルで、クライアントの課題解決につながるか、という点です。
これは私がディレクターを兼任することが多いからなのかもしれません。
元々私はアーティストや作家のようなタイプのデザイナーではなく、課題解決型のデザイナーなんです。
なので、クライアントの目的をしっかりと捉えて、そこに対してどうアプローチしていくのかを言語だけでなくヴィジュアルも駆使しながら、クライアントにきちんと伝えるようにしています。

照井がデザインを担当した「ペルソナ株式会社」のWebサイト
照井がデザインを担当した「ペルソナ株式会社」のWebサイト

人材エージェントのペルソナ株式会社のリニューアル案件の際には、「世界に最良の選択肢を」というミッションのスケール感に合ったサイトにするべきだと考え、アプローチ方法を検討していきました。
サイトの公開後には公式のnoteで「最高のコーポレートサイトが完成したので、ちょっと語らせて」という記事を書いていただいて。クライアントにも満足いただけた案件なのかな、と思います。

森本:僕はサイトをぱっと見て「らしさが伝わるかどうか」を大事にしていますね。
代替肉・植物肉の製造販売を手掛けるグリーンカルチャー株式会社の案件では、コーポレートサイト、
ブランドサイト、ECサイトを一括して担当させていただきました。
その会社らしさを一貫させながらも、それぞれのサイトでコーポレートサイトだったらコーポレートサイトらしい佇まいを意識して、上手く落とし込むことができたのかなと。

森本がデザインを担当した「グリーンカルチャー株式会社」のWebサイト
森本がデザインを担当した「グリーンカルチャー株式会社」のWebサイト

もっとエヴォワークスのことを世間に知ってもらいたい

みなさんの今後の目標を教えてください。

森本:一応、今メインデザイナーとして案件を担当させてもらっているのですが、
今後どういう方向でレベルアップしていくのかは自分の中でも迷っているところがあって。
良いデザインをつくれるのはメインデザイナーとしては当たり前。
そこからどう突き抜けていくか、デザインの手法なのか、考え方なのか、そこを模索している最中です。

照井:目標というか、私は今すごく楽しいんですよね。
ディレクションもデザインも楽しくやらせてもらっていますし、日々自分が成長しているのを体感できているので。
ディレクター、デザイナーと幅広い領域を担当していますが、今後もどんどん領域を広げていって 、個人としてレベルアップしていきたいですね。

世喜:僕はエヴォワークスの認知度を上げたいと思っています。
うちの会社は今年で創業15年目になるんですけど、その割にはまだ認知度が低いと思うんです。
「エヴォワークスに頼めば良いものをつくってくれる」ということをもっともっと多くの人に知ってもらいたい。
そのためにも、個人としては業界内で知ってもらえるように賞も積極的に狙っていければと思います。


クリエイティブをご評価いただくことの多いエヴォワークスですが、実はデザイナーの多くは未経験から。
クリエイティブにとことんこだわる先輩デザイナーとともに働くことで、自然と力がついていく環境です。
早く自分の名前で仕事ができるようになりたい。
そんなチャレンジ精神の強い方、経験問わず、ぜひご応募ください。