アカウント
メニュー

CREATOR INTERVIEW VOL.162

チームを作り、可能性を広げる。 十数年のキャリアを積んだエンジニアの選択

Fabrica.inc.

社員インタビュー第一弾。フリーランスからFabrica.に入社し、
テックチームを率いるテクニカルディレクターの松本に聞いた
Fabrica.を選んだ経緯と、これからの挑戦。

"所属の形態にとらわれず、“さまざまな領域のつくり手”が集うFabrica.(ファブリカ)。 2023年6月、外部パートナーとして協業を重ねてきたテクニカルディレクター / エンジニアの松本 周大が入社しました。 現在Fabrica.では、自社で手掛けるクリエイティブにコミットする、テクニカル領域のプロフェッショナルチームを強化し、その技術力をさらに高めていこうとしています。 今回はこのチームを率いる松本に、これまでのキャリアのこと、そしてFabrica.に入社を決めた経緯や背景について語ってもらいました。"


一度は独立するも、一人よりチームで働くことを選んだ

これまで、エンジニアとしてどのようなキャリアを積んできましたか?

もともとデジタルコンテンツの制作に興味があり、大学を卒業してから10数年、この領域で仕事をしています。

最初に入社した会社では、肩書きこそ「エンジニア」ではありませんでしたが、Webサイトやタッチパネル用のデジタルコンテンツなどを制作していました。その後、クリエイティブブティックのBIRDMANに入社し、8年間活動しています。

フロントエンドエンジニアとして、主にtoC向けのプロモーションサイトや、イベントで使用するインスタレーション、その他さまざまなデジタルコンテンツの開発に携わってきました。

Fabrica.に入社したきっかけを教えてください。

2022年に一度、独立しフリーランスのエンジニアとして働くことにしました。そのとき、声をかけてくれたのが代表の岡田敦子さんだったんですよね。彼女とは前職で仕事をしたことがあり、ご縁がありました。

Fabrica.といくつかのプロジェクトをご一緒した後にオファーをもらい、入社することにしたんです。

松本さんのようなスキルと経験があれば、フリーランスのエンジニアとしても活躍できる場があったと思いますが、あえて会社に所属する選択をしたのはなぜですか?

確かにフリーランスは気楽な側面もありますし、ありがたいことに仕事もそれなりにいただいていました。でもやはり、1人で受ける仕事はボリュームや責任に限界があり、せっかくのオファーを断らないといけないこともあったりして。

Fabrica.とのプロジェクトでは、プロデューサーがバックエンドやテクニカルディレクターをアサインしチームで動いていたので、同時に案件を2つ受けたりもしており、チームの重要性を実感しました。

ちょうどそんなタイミングで声をかけてもらったのもありますし、入社するにあたって「社内にTechチームを作ってほしい」と言われたことが、自分にとっては大きかったです。

自分自身もエンジニアとして手を動かしながら、周りのメンバーと協業しチームを作っていくポジションが魅力的で、私がこれから取り組みたいこととも合致していました。

多様なプロフェッショナルとの協業が、自分の糧になる

入社前、Fabrica.の手掛ける複数のプロジェクトに参加する中で、協業のメリットを感じたことがありましたら教えてください。

社内のメンバーだけではなく、あらゆる専門領域のプロフェッショナルと協業する機会に恵まれていることでしょうか。自分の専門領域とは違う、ハイレベルな技術やスキルを持った人たちとご一緒できるので、とても良い刺激を受けています。

この点は、入社した現在も変わりません。Fabrica.では、優秀なパートナーエンジニアがおり、代表の岡田さんがBASSDRUMにも所属しているため、テック寄りの案件にも積極的に携わることができます。

Fabrica.とのプロジェクトで、特に印象に残っていることはありますか?

あるプロジェクトで、FabricaのパートナーエンジニアとBASSDRUMのテクニカルディレクターとチームを組み、メタバースを活用したサービスの開発を担当したことがありました。当初は既存のプラットフォームを使用する予定だったのですが、それではクライアントの要望をすべて実現するのがどうしても難しくて。

そこで 「与件に合わないなら、Scratchでゼロからつくった方が良くない?」ということになり、実際にバックエンドエンジニアの方がベースを構築してしまったんです。これってすごいことですよね。より良いものにするために妥協することなく、本当にそれを実現できる技術力を持っていることが素晴らしいと感じました。

こうした自由度の高い選択をすることができたのは、スキルの高いチームがあったからこそでした。このような経験は、一人で仕事をしているとなかなか得られないものだと思います。

読売広告社のバーチャルオフィスツアーシステム「VirO(ヴァオ)」

エンジニアの仕事に対する理解が深く、働きやすい環境

社内のメンバーに対しては、どんな印象を持っていますか?

一言でいうと、とても動きやすいです。プロデューサーがテクニカル領域の知見を持っているのに加え、プロジェクトマネージャーを務めるメンバーもみんな非常に優秀だと思います。

プロデュースチームがプロジェクトの進捗に合わせて適切な意志決定をしてくれるので、エンジニアは本来の業務に集中でき、非常に働きやすい環境です。

それに、みんなとても真面目ですよね。決して、会社から言われたことをそのまま実直にこなす……という意味ではなく、それぞれの専門領域、自分自身が担当する仕事とまっすぐ向き合って、ちゃんと個々の役割を果たしているように思います。

入社間もない松本さんの目に、Fabrica.の人材育成のあり方はどのように映っているでしょう?

会社全体で、プロフェッショナルなクリエイターを育てていこうとする意志を感じます。チームによって方法は多少変わりますが、基本的にコミュニケーションをおろそかにせず、若手のメンバーと向き合う時間をしっかり割いていると思います。

将来的にチャレンジしたいことがある、もしくはクリエイティブの技術やスキルを身につけたい、という明確な意志を持っている人にとっては、働きやすく、成長しやすい環境なのではないでしょうか。

これからは、松本さんがTechチームを作って育てていくことになりますね。ぜひ、意気込みを教えてください。

これまでFabrica.では、私のように業務委託で関わる外部のパートナーエンジニアと協業しながらプロジェクトに取り組んできました。

これからは、社内でエンジニアのチームを形成していくことで、テクニカル領域の技術力をさらに強化し、手掛けることができるプロジェクトの幅を広げていきたいと考えています。

エンジニアとして挑戦したいことがある人、チームでプロジェクトに取り組みながら高い専門性や技術を磨きたい人、ぜひお待ちしています。


Fabrica.では、どんなアイデアも共に実現可能にしていく仲間を募集しています。