コーダーの仕事内容と身に着けておきたいスキル

コーダーはWebプランナーが企画し、Webデザイナーがデザインしたサイトを実際にWeb上で見られるよう制作する業務を担当します。
パワーポイントで作られた企画書やPhotoshop等で作成されたデザイン原案をもとに、サイトを作り上げていく重要な役割を担っているといえるでしょう。
いずれはWebデザイナーとして活躍することを目指し、コーディングスキルのブラッシュアップや先輩デザイナーのデザインを学ぶ目的でコーダーをしている人もいますし、感性が必要なデザインよりコーディングのような論理的な作業のほうが自分に適しているとして、この仕事を選ぶ人もいるでしょう。
仕事内容としては納期に間に合うよう、Webページを1枚1枚起こしたり、それらの動線を関連づけたり、CSSでデザインをコントロールしたりといった作業を行っています。
コーダーの求人は知識とスキルさえあれば業界未経験でも採用されたり、新卒や第二新卒でもOKなケースも見られます。
では、どんなスキルを身に着けておけば、採用される可能性があるのでしょうか？
まず、基本となるHTMLコーディングのスキルは、最新のHTML5とCSS3をベースに習得しておきましょう。
ただし、Internet Explorer8などはHTML5をサポートしていないため、それ以外の対応についても学んでおく必要があります。
Illustrator、Photoshopでイラストや画像の編集を学び、Webページに動きを与えるJavaScriptの基本についても知っておきたいところです。
資格を取るならサイト制作に必須のHTMLとCSSに関する高い能力があることを証明できる、Webクリエイター能力認定試験の上級資格をゲットするのが望ましいでしょう。