マークアップエンジニアって年収はいくらもらってるの？

マークアップエンジニアという職種をご存知でしょうか？
これがなかなか境界線の難しい職種なのです。
最も狭い意味では、アクセシビリティやユーザビリティに配慮したHTMLによる情報設計や文書構造のデザインを担当する人なのですが、企業によってはコーダーという職種とほぼ同様に論じられることがあります。
つまり、CMSのテンプレート設計・開発、CSSの設計およびコーディング、JavaScriptのライブラリ設計・開発・実装なども担当するケースがあるのです。
ですので、マークアップエンジニアという職種の求人に応募する際は、自分が何を担当するのかをしっかり確認する必要があります。
では、年収はどのくらいかというと、ほとんどの企業が前職の給与や経験・能力により応相談としており、明確に出てこないのが現状です。
ただし、アルバイトの場合は時給850円からと非常に安く扱われ、契約社員で18万円程度と、こちらも初任給レベルにとどまります。
これに対し、正社員の場合は300万円から1200万円という非常に幅が広いレンジで、応相談になっているのです。
これは何を意味するかというと、マークアップエンジニアの年収がいくらになるかは、採用面接の際にいかに自分の能力や経験を売り込むことができるか、それに見合うだけの実力を伴わせることができるかにかかっているといえるでしょう。
前職の年収が低くても、自分をアピールするプレゼン力とスキルをしっかり示せれば、大幅なアップも期待できます。