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Webディレクターになるまで・なった後のキャリアパスを紹介

  • 更新日 : 2019/11/28

Web業界での就職を考えている方や実際に働いている方の中には、Webディレクターという職種に興味を持っている方もいるかと思います。また、既にWebディレクターである場合は、今後のキャリアパスを不安に感じることもあるのではないでしょうか。この記事では、Webディレクターのキャリアパスについてご紹介していきます。

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そもそもWebディレクターとは

Webディレクターの業務内容は、Webプロデューサーと混同されることがよくあります。新卒で就職活動をしている場合、この2つの職の線引きがあいまいだという方も多いのではないでしょうか。

WebプロデューサーとWebディレクターの大きな違いは、Webプロデューサーが「企画立案」を、Webディレクターが「実務」を行うという点にあります。新規コンテンツを立ち上げる場合を例にあげると、事業計画を考慮しつつコンセプトの設定や収益を予測し、予算策定を行うのはWebプロデューサーの仕事です。

そしてそれを実務レベルに落とし込み、プロジェクト全体を取り仕切って、実際に公開・運用段階まで持っていくのがWebディレクターの仕事となります。具体的には、プロジェクトメンバーの選定からスケジュール管理、品質管理などはWebディレクターの業務内容となります。

しかしながら、Webディレクターの業務は企業やプロジェクトによって大きく異なるのが実状です。プロジェクトの規模によっては、Webディレクターが予算管理をしたり、デザインやコーディングなどの作業を行うことも珍しくありません。Webディレクターの業務内容については、以下記事でも詳しく解説しています。

参考:Webディレクターとは?5つの仕事タイプと3つの必須スキル

Webディレクターになるまでのキャリアパス

Web業界では各現場の専門性が高まってきていることもあり、最近はWebディレクターの新卒採用も増えてきました。しかし、Webディレクターになるには依然としてWebデザイナーやWebプログラマー(エンジニア)など現場で働くプレイヤーから転身するのが主流です。Webディレクターの働きぶりを実際に間近で感じていると、自分もキャリアアップしたいと考える方が多いようです。

Webディレクターという仕事では、プレイヤーとしてこれまで培ったWeb業界の知識やノウハウが大いに役立ちます。しかし、実務技術以上にスケジュール調整能力やメンバーとのコミュニケーション能力が必要となります。さらに商機を探るマーケティング能力も欠かせません。もしWebディレクターになりたいと考えているなら、日ごろから自分のことだけでなく、周囲の状況に視点を置くことも大切です。普段の仕事から意識することで、プロジェクト全体を意識して働けるようになるはずです。

Webディレクターになった後のキャリアパス

Webディレクターとして経験を積んでいくと、次の職務についても考える時期がやってくるかもしれません。今後のキャリアパスの一例をご紹介します。
 

Webプロデューサーになる

WebプロデューサーとWebディレクターの違いは冒頭で解説した通りです。Webディレクターが現場を管理する立場とすれば、Webプロデューサーは事業を管理する立場ということになります。収入も高くなる傾向にあり、いわゆるキャリアアップともいえるでしょう。しかし、当然のことながらそれに伴って責任も大きくなります。折衝能力や技術的な知識は引き続き求められつつも、事業全体のことを考える俯瞰力と、収益化や予算管理などの面で数字に強いことも要求されます。

Webプロデューサーのやりがいは、なんといっても利益を最大化できるかどうかが自分の裁量にかかっているところです。特にWebでは、コンテンツ内容によっては一気に情報拡散され話題になることもあります。反響が予想をはるかに超えたときに、その醍醐味を感じられるでしょう。
 

Webディレクターのまま他社へ転職する

転職は考えているものの、Webディレクターとしてさらに経験を積みたいのであればWebディレクターのまま他社へ転職するという手もあります。まず決めないといけないのは「制作会社」と「事業会社」のどちらで働くかということでしょう。

制作会社とはクライアント向けにサービスやコンテンツを作成・納品することで収益を得ている会社のことです。一方、事業会社は自社が運営するメディアの管理・運営を行うことで収益を得ている会社のことです。残業時間や積める経験にはそれぞれの傾向があるため、よく考えなければなりません。

Webディレクターを募集している会社は経験者を求めることも多いため、Webディレクターのまま転職を考えている場合は大きな強みになるでしょう。もちろん、いくら経験があっても前社での業務と同じことをするわけではありませんので、ディレクター業を学びなおすという謙虚な姿勢も重要です。
 

Webディレクターのまま独立する

会社勤めをしていたときの人脈を活かしてフリーになるというキャリアパスもあります。ただしフリーの場合、仕事は自分で取りにいかなければならないため営業力が問われます。その上、税金の手続きなどの事務力や、体調や勤怠などの自己管理能力も必要になります。年収の大幅なアップも期待できますが、逆に大幅にダウンしてしまうこともあります。会社であればもらえるボーナスなどもありません。

しかし、自分の力でコンテンツを作っていくやりがいは最大限に感じられるでしょう。また、自分以外は外注のため、なんでも自分でこなさなければならない分、広範囲なスキルが身につきやすいです。
 

Webの現場職に就く

Webデザイナーなど、Webの現場職に就くパターンもWebディレクターのキャリアパスの一つです。マネジメント職から現場職に転身というとキャリアダウンと捉えられてしまうかもしれませんが、上役の経験が現場で役立つこともあるため、必ずしもキャリアダウンとはいえません。現場で仕事をすることで新しく学ぶことも多いはずなので、臆せず柔軟に受け入れていく姿勢も求められます。
 

異業種に転職する

さまざまな理由から、Web業界以外で転職を考えている方もいるでしょう。Webディレクターに求められるコミュニケーション能力や、スケジュール管理能力などは汎用性も高く、異業種にも十分に活かせるスキルです。これらに関連した実績などがあれば、転職活動でもアピールポイントとして好印象を与えられるでしょう。

希望している職種によっては、未経験だと年齢がネックになることもあります。転職サイトなどを確認して求められる人物像を調査し、転職すると決めたら迅速に転職活動を始めるのがおすすめです。

まとめ

Webディレクターという仕事と、そのキャリアパスについてご紹介しました。Webディレクターになるまで、そしてなった後にもさまざまな道があります。それらはステップアップだけでなく、大きな挑戦になる場合もあるでしょう。後悔しないためにも、自分が進みたい道をしっかりと見極め、早めの準備に取り掛かることをおすすめします。

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