アカウント
メニュー
designer

ポートフォリオの最後のページは何を書く?採用担当に響く締め方を解説

  • 更新日 : 2026/07/09

ポートフォリオの最後のページに、何を書けばいいか迷っていませんか。実は最後のページは、作品では伝わらない人柄や想いを届けられる、採用の合否を左右する重要な場所です。

本記事では、ポートフォリオの最後のページに書くべき内容を5つの要素に整理しました。あわせて職種別の例文やNG例も紹介するので、転職・就活中のクリエイターがそのまま実践に使えます。

directordirector
目次
ポートフォリオの最後のページが重要な理由人は「最後」を最も強く記憶する作品では伝わらない「人柄・想い」を補える唯一のページ最後のページは「あとがき(ウィルページ)」と呼ばれる本でいう「あとがき・奥付」にあたる位置づけ「スキル」より「ウィル(想い)」で締める考え方紙のポートフォリオとWebサイト型での「最後のページ」の違いポートフォリオの最後のページに書くべき5つの要素最後まで見てくれたことへの感謝の言葉応募企業への想い・志望動機自分のデザイン・開発に対する価値観とこだわり入社後に貢献できること・今後のビジョン連絡先【職種別】最後のページの例文・テンプレート集Webデザイナーの例文UI/UXデザイナーの例文グラフィック・DTPデザイナーの例文Webディレクター・プランナーの例文フロントエンドエンジニアの例文イラストレーター・映像クリエイターの例文未経験・就活生の例文最後のページを書くときの注意点履歴書・職務経歴書の志望動機と丸かぶりさせない企業ごとに内容をカスタマイズする誤字脱字・敬語の誤りは絶対に避ける自分の言葉で書く長文になりすぎない最後のページが映えるデザインのコツ作品ページと世界観・トンマナを統一する文字のメリハリで「読ませる」レイアウトにする余白と1メッセージで締まった印象をつくるまとめ

ポートフォリオの最後のページが重要な理由

まずは、なぜ最後のページがそれほど大切なのかを押さえましょう。理由がわかると、書くべき内容の方向性も自然と見えてきます。ここでは3つの観点から、その重要性を解説します。

人は「最後」を最も強く記憶する

人の記憶には、物事の「ピーク」と「最後」が強く残るという特徴があります。これは心理学でピークエンドの法則と呼ばれ、最後のページの印象がポートフォリオ全体の評価を左右します。

多くの作品に目を通した採用担当者の心に、最後まで残るのはこのページです。逆に締めが弱いと全体の印象まで薄れてしまうため、締めくくりに力を注ぐ価値があります。

作品では伝わらない「人柄・想い」を補える唯一のページ

作品ページはスキルや実績を示す場所ですが、そこで人柄まで伝えるのは簡単ではありません。最後のページは、その不足を補える唯一の場所です。仕事への姿勢や価値観を自分の言葉で語れるからこそ、ここが大切になります。

採用担当者はスキルと同じくらい人柄を重視し、一緒に働く姿を想像できる人に好印象を抱きます。想いを言葉にして、スキル面だけではない魅力も伝えるようにしましょう。

最後のページは「あとがき(ウィルページ)」と呼ばれる

最後のページには、いくつかの呼び名があります。その役割を知ると、書くべき内容のイメージもつかみやすくなります。ここでは呼称の意味と、媒体ごとの違いを整理します。

本でいう「あとがき・奥付」にあたる位置づけ

最後のページは、本の「あとがき」によく例えられます。物語を締めくくり、作者の想いを伝える場所だからです。

連絡先を載せるという点では、「奥付」の役割も兼ねています。いきなり作品で終わるよりも締めの一言があると、読み手は区切りを感じて安心して読み終えられます。

あとがきも作品の一部と捉えて、ただの余白ページにしないよう活用しましょう。

「スキル」より「ウィル(想い)」で締める考え方

最後のページは、「ウィルページ」と呼ばれることもあります。ウィルとは意志や想いを意味する言葉で、スキルや実績は作品ページで十分に伝わります。だからこそ締めでは、ウィル=想いを前面に出しましょう。

「スキルよりウィル」という考え方を意識して想いで締めると、全体が引き締まり、読後感もぐっと良くなります。

紙のポートフォリオとWebサイト型での「最後のページ」の違い

最後のページの形は、媒体によって少し変わります。紙の冊子なら文字どおり最後の1ページで、Web型でも複数ページなら末尾がそれにあたります。1ページをスクロールして見せる型なら、最下部がその場所です。

どの形であっても、最後に想いと連絡先を届けるという役割は変わりません。媒体に合わせて、見せ方だけを調整しましょう。

MOREWORKSで求人を探す

ポートフォリオの最後のページに書くべき5つの要素


最後のページに入れたい要素は、大きく5つあります。ここからは、実際に書くべき内容を見ていきましょう。

最後まで見てくれたことへの感謝の言葉

まず入れたいのが、感謝の言葉です。採用担当者は忙しい中で時間を割いてくれているので、「最後までご覧いただきありがとうございます」と伝えましょう。この一言があるだけで丁寧な印象を与えられ、ビジネスマナーの面でも欠かせません。

ただし感謝だけで終わらせず、次に紹介する要素と組み合わせるのが理想です。

応募企業への想い・志望動機

次に伝えたいのが、応募企業への想いです。なぜその企業で働きたいのかを、理念や事業に触れながら具体的に書きましょう。企業名に触れた一文があるだけで、説得力はぐっと増します。

ここは応募先ごとに必ず書き換え、使い回しは避けてください。熱意は具体性によって伝わるものだと意識しましょう。

自分のデザイン・開発に対する価値観とこだわり

3つ目は、仕事に対する価値観やこだわりです。「使う人の目線を最優先する」など、あなたが何を大切に制作しているかを語りましょう。価値観を伝えると企業との相性が判断しやすくなり、入社後のミスマッチも防げます。

スキルだけでは見えないあなたの軸を、自分らしい言葉で表現してください。

入社後に貢献できること・今後のビジョン

4つ目は、入社後のビジョンです。その企業で何を実現したいかを描き、自分のスキルがどう貢献できるかを結びつけましょう。採用担当者は、活躍する姿をイメージできる人を求めています。

将来の成長意欲や具体的な目標を添えると、前向きな印象が一層強まります。「一緒に働きたい」と思わせる締めを目指しましょう。

連絡先

最後に、連絡先を忘れず記載しましょう。メールアドレスは必須で、WebサイトやSNSのURLもあると親切です。担当者が「会いたい」と思ったときにすぐ連絡が取れるよう、導線を用意しておきます。

連絡手段がないとせっかくの機会を逃しかねないので、情報は最新かつ正確に載せましょう。誤記がないかも、念入りに確認してください。

【職種別】最後のページの例文・テンプレート集

ここでは、職種別に締めの例文を紹介します。そのまま写すのではなく、自分の経験や想いを足してあなたの言葉に置き換えてください。アレンジを加えることで、オリジナルの文章になります。

Webデザイナーの例文

このたびは、ポートフォリオをご覧いただきありがとうございました。私はデザインにおいて見た目の美しさだけを追わず、使う人が迷わず行動できる設計を何より大切にしています

「ユーザー第一」という貴社の姿勢に強く共感しており、入社後は成果につながるデザインで貢献したいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

UI/UXデザイナーの例文

最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。私はUI/UXデザイナーとして課題の本質を探ることを重視し、ユーザー調査から得た気づきを画面設計へ丁寧に落とし込んできました。

データに基づくものづくりという貴社の方針に深く共感しており、使い心地と事業成果の両立に貢献したいです。何卒よろしくお願いいたします。

グラフィック・DTPデザイナーの例文

ポートフォリオをご高覧いただき、ありがとうございました。私は紙とデジタルの両方で伝わるデザインを追求し、情報を整理して読み手に正しく届ける構成を得意としています

幅広い制作領域を手がける貴社に大きな可能性を感じており、培った表現力でブランドの価値向上に貢献したいです。どうぞよろしくお願いいたします。

Webディレクター・プランナーの例文

最後までお目通しいただき、ありがとうございました。私はディレクターとして多くの制作チームをまとめ、デザイナーやエンジニアと議論を重ねながら最善の形を導いてきました。

職種を越えて協働する貴社の文化に強く惹かれており、チームの力を引き出して成果を最大化したいです。何卒よろしくお願いいたします。

フロントエンドエンジニアの例文

このたびはご覧いただき、誠にありがとうございました。私はフロントエンドエンジニアとして設計と表現の両面を磨き、保守しやすいコードと心地よい操作性の両立を大切にしてきました

技術へ真摯に向き合う貴社の姿勢に共感と尊敬を抱いており、品質の高い実装でユーザー体験に貢献したいです。よろしくお願いいたします。

イラストレーター・映像クリエイターの例文

作品をご覧いただき、ありがとうございました。私は見る人の感情を動かす表現を追い求め、世界観の構築と伝えたい想いの両立を意識してきました

貴社が手がける作品の世界に強く心を惹かれており、入社後は私らしい表現で作品の魅力を高めたいです。お会いできる日を、楽しみにしております。

未経験・就活生の例文

最後までご覧いただき、ありがとうございました。実務経験はまだ少ないものの、学びへの意欲は誰にも負けず、制作のたびに課題を見つけて改善を重ねてきました

事業内容に魅力を感じて貴社を強く志望しており、一日でも早く戦力になれるよう努力します。ご縁をいただけましたら幸いです。

最後のページを書くときの注意点


良い内容でも、書き方を誤ると逆効果になりかねません。ここでは特に気をつけたい5つの注意点を、最後のページの質をさらに高めるために確認していきましょう。

履歴書・職務経歴書の志望動機と丸かぶりさせない

応募書類には、すでに志望動機を書いているはずです。最後のページで全く同じ文章を載せると、両方に目を通す採用担当者に手抜きの印象を与えかねません

ポートフォリオでは制作への想いを軸に据え、書類とは違う角度から熱意を伝えましょう。それぞれの役割を意識して、重複を避けることが大切です。

企業ごとに内容をカスタマイズする

最後のページは、応募先ごとに書き換えるのが基本です。同じ文章の使い回しはすぐ見抜かれてしまうため、企業の理念や事業に触れた一文を必ず入れましょう

「御社のために書いた」と伝わると、それだけ熱意が届きます。手間はかかりますが、このカスタマイズの有無が評価の差につながります。

誤字脱字・敬語の誤りは絶対に避ける

誤字脱字は、内容の良し悪しに関わらず信頼を一気に損ないます。とくに敬語の誤りは社会人として目立つため、提出前には必ず複数回チェックしましょう。

声に出して読んだり、時間をおいて読み返したりすると、ミスに気づきやすくなります。可能であれば、第三者に確認してもらうのも効果的です。

自分の言葉で書く

例文やテンプレートは、あくまで参考にとどめましょう。そのまま写した文章は熱量が宿らず、不思議と見抜かれてしまうものです。自分の経験や想いを自分の言葉で書けば、多少つたなくてもその方が心に響きます

型は借りても中身は自分で埋める、という意識が最大の差別化になります。

長文になりすぎない

最後のページは、長く書けば良いというものではありません。採用担当者の時間は限られているので、要点を絞って簡潔にまとめましょう。目安は、ひと目で読み切れる分量に収めることです。

伝えたい内容が多いときほど優先順位をつけ、読み手の負担を意識してください。短くても、想いの伝わる文章は十分に作れます。

最後のページが映えるデザインのコツ

内容だけでなく、見せ方にも気を配りましょう。デザイナーにとっては最後のページも作品の一部なので、ここでは印象を高める3つのコツを紹介します。

作品ページと世界観・トンマナを統一する

最後のページだけ雰囲気が浮いてしまわないよう、フォントや配色は作品ページと揃えるのが基本です。トンマナが統一されていると一貫性が伝わり、逆にばらつきがあると詰めの甘さを感じさせます

全体を1つの作品として捉えてデザインすれば、プロらしい完成度を演出できます。細部まで、世界観を貫いてください。

文字のメリハリで「読ませる」レイアウトにする

最後のページは文章が主役になるからこそ、読みやすさを最優先しましょう。見出しと本文で文字の大小に差をつけ、強調したい言葉は太さや色で目立たせます

こうしたメリハリがあると視線が自然に流れ、情報がすっと頭に入ります。凝った装飾よりも、行間まで意識した読みやすいレイアウトを心がけてください。

余白と1メッセージで締まった印象をつくる

要素を詰め込みすぎると、伝えたいメッセージがぼやけてしまいます。最後のページは余白を活かし、伝える内容を1つに絞るのが効果的です。余白があると言葉そのものが引き立ち、静かで洗練された印象が生まれます

情報を減らす勇気を持つこと、つまり引き算のデザインが締まりを生みます。

まとめ

ポートフォリオの最後のページは、採用担当者の心に残る最後の印象を決める場所です。感謝・想い・価値観・ビジョン・連絡先を軸に、作品では伝わらないあなたの人柄を届けましょう。

例文は参考にとどめ、企業ごとにカスタマイズしながら自分の言葉で熱意を語ることが大切です。丁寧な締めくくりは合否さえ左右するので、「一緒に働きたい」と思わせる一ページを作り上げましょう。

▼関連記事
ポートフォリオの作成方法は?評価される作り方とおすすめツールを紹介
一目置かれるWebデザイナーのポートフォリオ!作り方や注意点について解説

designerdesigner

人気のデザイナー求人

【中途採用:デザイナー】9割以上が直クライアント案件。多種多様なデザインを。

DOT ZERO INC.DOT ZERO INC.

BtoC、BtoB問わず、様々なクライアントの各種制作におけるデザイン業務をお任せいたします。 ブランディングから携わることやプロモーションから依頼される案件もあり、デザイン業務だけでなく、企画提案から関わることができます。 クライアントとは直取引がほとんどのため、お客様との打ち合わせにも参加していただきます。 ご自身でのデザイン業務の他に、社外のパートナー(印刷会社やコーダー、カメラマンやライターなど)への指示出しも行いつつ、進めていただきます。 取り扱う媒体は多岐にわたりますので、様々な分野に関わり経験を積むことが可能です。 クライアントは有名アパレルメーカーをはじめ、コスメや食品、エンタメ関連など、お客様とのコミュニケーションを重視し、信頼関係を築きます。 流行に敏感でトレンドを意識している方にとてもおすすめです! 【具体的な業務内容】 ・デザイン制作 ・撮影ディレクション(立ち合いあり) ・お客様との打ち合わせ 【主な制作物】 ・WEBサイト ・ランディングページ ・パンフレット ・パッケージ ・広告 ・DM ・フライヤー ・動画 ・ブランディング

  • 東京
  • 中途
  • 330万~500万

ブランディングに関わるデザインの仕事【グラフィック/Webデザイナー募集】

パドルデザインカンパニー株式会社パドルデザインカンパニー株式会社

【デザイナーの仕事】 デザイナー(グラフィック/Web)の仕事は、オリエンテーションからクライアントの抱える課題を顕在化し、解決策となるアイデア導き出し企画立案を行うことから始まります。経験豊富なCD / ADや、コピーライター、Webデザイナーとチームで取り組み、ブランディングやプロモーションの企画提案、デザイン開発を行います。 【具体的には】 ■グラフィックデザイン 企業・商品ブランディングでは、CI / VI構築に向け、コンセプト開発から各種デザイン提案を行っていきます。ロゴマーク、会社案内、ブランドブック、WEB、パッケージ、各種プロモーションなどのデザイン領域を担当できます。 ■WEBデザイン ブランディングに向けWEBデザインを担当してもらうこともあります。コーディングやプログラミングは専任担当や外部と連携して行いますので心配はいりません。コーポレートサイト、ブランドサイト、サテライトサイトなどのデザイン領域を担当できます。 ■その他 動画・映像制作に関するディレクション業務や、イベントブース、オフィス、店舗などの空間デザイン、さらにはアート事業でのアーティストとの協業や、自社イベントへの参加など、パドルデザインカンパニーが展開する様々な事業への参画も可能です。

  • 東京
  • 新卒 / 中途
  • 300万~700万

クリエイティブで企業課題を解決するデザイナーを募集

EVOWORX Co., Ltd.EVOWORX Co., Ltd.

大手企業のキャンペーンサイト、ブランドサイト、コーポレートサイト、 スマートフォンサイトのデザインをお願いいたします。 ディレクター、エンジニアと協力しながら、 デザイナーという枠にとらわれない自由な発想で活躍していただける環境です。 WEBサイトの企画に対して、デザイナー視点のアイデアや提案を行うこともあります。 機能性とデザインを兼ね備えたWebサイトの構築を目指しています。

  • 東京
  • 中途 / 契約
  • 300万~500万