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UIデザイナーのポートフォリオの作り方は?転職・案件獲得につながるコツを解説

  • 更新日 : 2026/07/10

UIデザイナーとして転職や独立を目指すうえで、ポートフォリオは欠かせない武器です。とはいえ「何を載せれば評価されるのか」と悩む方も多いのではないでしょうか。ここで大切なのは、作品の美しさだけでなく、課題を解決する力まで示すことです。

本記事では、構成要素から作成手順、そして案件獲得のコツまでを順に解説していきます。未経験の方や独立を検討している方にも役立つ内容なので、ぜひ最後までご覧ください。

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目次
UIデザイナーにとってポートフォリオとは?WebデザイナーやUXデザイナーのポートフォリオとの違い採用担当者・クライアントが本当に見ているポイントUIデザイナーのポートフォリオに必要な構成要素プロフィール・自己紹介スキル・使用ツール作品・実績一覧デザインプロセスの提示定量的な成果・実績連絡先・SNS・関連リンクUIデザイナーのポートフォリオの作り方STEP1:目的とターゲットを明確にするSTEP2:掲載する作品を選定するSTEP3:各作品のデザインプロセスを言語化するSTEP4:全体の構成・レイアウトを設計するSTEP5:公開形式を選んで仕上げる採用・案件獲得につながるポートフォリオにするコツ冒頭にインパクトのある代表作を配置する「なぜそのデザインにしたか」を論理的に説明する成果を定量的に示す対応できる仕事の幅が伝わる作品をそろえる情報を詰め込みすぎず「見やすさ」を最優先にするポートフォリオ自体を1つのUI作品として仕上げる第三者に添削してもらうポートフォリオ作成時の注意点著作権・守秘義務(NDA)に配慮する公開後も定期的に更新するデバイス・表示環境での見え方を確認するUIデザイナーのポートフォリオに関するよくある質問(FAQ)Q1:ポートフォリオに何作品載せるべき?Q2:実務未経験でも転職・案件獲得は可能?Q3:ポートフォリオサイトとPDF、どちらがいい?まとめ

UIデザイナーにとってポートフォリオとは?

ポートフォリオは単なる作品集ではなく、あなたのスキルや経験、課題解決の力を証明する資料です。職務経歴書だけでは伝わりにくい実力も、視覚的に示せるのが大きな強みといえます。

転職では採用担当者への、独立ではクライアントへの信頼づくりに役立ちます。そして何より、最初の印象を左右する存在だからこそ、戦略的に作り込む価値があるのです。

WebデザイナーやUXデザイナーのポートフォリオとの違い

UIデザイナーのポートフォリオは、他職種とは評価される観点が少し異なります。たとえばWebデザイナーの場合、デザインの美しさや独自性が重視される傾向にあります。一方でUIデザイナーには、使いやすさや機能性がより強く求められます

さらにUXデザイナーと比べると、画面設計の具体性が問われる点も特徴です。こうした違いを意識するだけで、ポートフォリオの伝わり方は大きく変わってきます。

採用担当者・クライアントが本当に見ているポイント

採用担当者やクライアントは、実は作品そのものを見たいわけではありません。彼らが本当に見ているのは、その作品を生み出したあなたの能力や考え方です。どんな課題に対し、どう考えて、どう解決したのか。このプロセスこそが評価の中心になります。

だからこそ、結果に至った理由を自分の言葉で説明することが欠かせません。単に画像を並べるだけでは、あなたの実力は伝わりにくいと心得ておきましょう。

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UIデザイナーのポートフォリオに必要な構成要素

ここからは、ポートフォリオに盛り込むべき基本要素を紹介します。

プロフィール・自己紹介

冒頭には、あなたが何者かを伝えるプロフィールを置きましょう。氏名や経歴、得意分野を簡潔にまとめておくと親切です。

ただし、閲覧者は必ずしもデザインに詳しいとは限らないため、専門用語に頼らず、誰にでも伝わる言葉で書くことが大切です。あわせて、デザインへの姿勢や強みにも軽く触れておくと、第一印象がぐっと良くなります。

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スキル・使用ツール

保有スキルは、誰が見ても判断できるよう客観的な形で記載します。まずはFigmaやPhotoshopなど、使えるツールを具体的に明記しましょう

あわせて、コミュニケーション力といったソフト面の強みも伝えると効果的です。その際、経験年数やレベルを添えると、スキルの説得力がさらに増します。

ただし、内容を盛り込みすぎず、強みを絞って整理することも意識してみてください。

作品・実績一覧

作品は、ポートフォリオの中心となる最も重要な要素です。担当したプロジェクトや制作物を、わかりやすく並べていきましょう。その際、自信作だけでなく、対応できる仕事の幅が伝わる構成を意識します。

各作品には目的や担当範囲を簡潔に添えると、内容がぐっと伝わりやすくなります。なお実務作品がない場合は、自主制作や架空案件で補っても問題ありません。

デザインプロセスの提示

作品ごとに、デザインへ至るまでのプロセスを示すのがとても重要です。どんな課題があり、どう調査し、何を提案したのか、その流れを丁寧に言語化しましょう。あえて採用しなかった案を載せると、デザインを選んだ根拠まで伝えられます。

完成物だけでなく、思考の過程まで見せることが、高い評価につながります。プロセスの説明こそが、あなたの実力を証明する何よりの材料になるのです。

定量的な成果・実績

成果は、できる限り具体的な数値で示すことをおすすめします。たとえば「コンバージョン率を20%改善」のように書くと効果的です。数字があると、デザインがもたらした効果が客観的に伝わるからです。

改善した指標や、ユーザーの反応の変化を添えるのも良いでしょう。もちろん守秘義務には配慮しつつ、可能な範囲で実績を見せていきましょう。

連絡先・SNS・関連リンク

意外と忘れがちですが、連絡を取るための情報は必ず記載しましょう。メールアドレスやSNS、関連リンクをまとめておくと親切です。特に独立を目指す方は、問い合わせ先を目立たせておくと効果的です。

Xやnoteで発信していれば、そのリンクもあわせて掲載しましょう。せっかく興味を持たれても、連絡先がなければ機会を逃してしまいます。

UIデザイナーのポートフォリオの作り方


ここからは、実際の作成手順を5つのステップで解説します。

STEP1:目的とターゲットを明確にする

まず、何のために作るのかという目的をはっきりさせましょう。転職なのか独立なのかによって、見せ方は大きく変わってくるからです。

次に、そのポートフォリオを誰に見せるのかを定めていきます。応募先の企業や、想定するクライアント像を具体的に思い描きましょう。

相手が求める人物像に合わせて内容を最適化することが、最も大切です。

STEP2:掲載する作品を選定する

目的が定まったら、いよいよ載せる作品を選んでいきます。ここでは数を詰め込むより、質と幅のバランスを重視しましょう。ターゲットに刺さりそうな作品から、優先的に選ぶのがポイントです。

特に冒頭には、最もインパクトのある代表作を置くと効果的です。逆に古い作品や方向性の合わないものは、思い切って外してしまいましょう。

STEP3:各作品のデザインプロセスを言語化する

選んだ作品ごとに、今度はデザインのプロセスを言葉にしていきます。課題、調査、提案、成果という流れで整理すると、わかりやすくまとまります。

その中で「なぜそのデザインにしたのか」を、自分の言葉で説明しましょう。専門用語に頼りすぎず、誰が読んでも伝わる表現を心がけるのがコツです。ここが充実するほど説得力は高まるので、最も時間をかけたい工程といえます。

STEP4:全体の構成・レイアウトを設計する

作品がそろったら、全体の構成とレイアウトを設計していきます。情報を詰め込みすぎず、余白を意識して配置するのが基本です。文字の大きさやフォントを揃えれば、全体に自然な統一感が生まれます。

閲覧者がストレスなく読み進められる流れを、常に意識してみましょう。ポートフォリオそのものが、あなたのUIデザイン力を映す鏡になるからです。

STEP5:公開形式を選んで仕上げる

最後に、公開する形式を選んで仕上げていきましょう。現在はアクセスしやすいオンライン形式が主流になっています。Webサイトなら更新もしやすく、SNSでの共有も手軽に行えます

ただし、応募先によっては、PDFでの提出を求められることもあります。両方を用意しておけば、どんな状況にも柔軟に対応できて安心です。公開前には、表示崩れがないかを必ず確認しておきましょう。

採用・案件獲得につながるポートフォリオにするコツ

基本を押さえたら、さらに評価を高める工夫を加えていきましょう。

冒頭にインパクトのある代表作を配置する

多忙な採用担当者は、残念ながらすべてを丁寧には見てくれません。冒頭の作品が平凡だと、その先を読んでもらえない恐れもあります。だからこそ、最初に最も自信のある代表作を配置しましょう。

「次も見てみたい」と思わせる一枚があれば、それが理想的です。最初のひと目で心をつかむ構成が、全体の評価を大きく左右します

「なぜそのデザインにしたか」を論理的に説明する

UIデザイナーには、感性だけでなく論理性もあわせて求められます。そのためデザインの意図を、筋道立てて説明できるかどうかが重要です。「なぜこの配置なのか」「なぜこの色なのか」を言語化してみましょう。

根拠が明確であれば、再現性のある確かな実力だと伝わります。逆に感覚的な説明だけでは、どうしても説得力に欠けてしまいます。

成果を定量的に示す

デザインがもたらした成果は、数値で示すとぐっと効果的です。指標の改善やユーザーの変化を、できるだけ具体的に書きましょう。数字は誰が見ても同じように伝わる、客観的な証拠になるからです。

ビジネスへの貢献まで示せれば、あなたの評価は一段と高まります。守秘義務に触れない範囲で、可能な限り定量化してみてください。

対応できる仕事の幅が伝わる作品をそろえる

対応できる仕事の幅が広いデザイナーは、企業から重宝されます。そのため得意分野だけに偏らず、作品にバラエティを持たせましょう。Webやアプリなど、異なる領域の作品があると幅広さが伝わります。

ただし、軸がぶれない範囲でそろえ、一貫性との両立を目指しましょう。

情報を詰め込みすぎず「見やすさ」を最優先にする

伝えたい思いが強いほど、つい情報を詰め込みたくなるものです。しかし文字が多すぎる資料は、かえって読まれにくくなってしまいます。要点を整理し、本当に必要なことだけを伝えるよう心がけましょう。

まとめる力が伝わらないと、デザイナーとして敬遠される場合もあります。余白や配置を整え、すっきり見せる引き算の意識を大切にしてください。

ポートフォリオ自体を1つのUI作品として仕上げる

ポートフォリオは、それ自体があなたのUIデザイン力を示す作品です。だからこそ、閲覧者のユーザビリティまで考えて設計しましょう。導線や操作性に配慮できているかも、実はしっかり見られています。

細部までこだわり、全体に統一感を持たせることが大切です。中身だけでなく見せ方の質まで、1つの作品として丁寧に仕上げましょう。

第三者に添削してもらう

ポートフォリオが完成したら、必ず第三者に見てもらいましょう。自分では気づけない弱点を、客観的に指摘してもらえるからです。先輩デザイナーや、転職エージェントによる添削がおすすめです。

特にデザイナー専門のエージェントなら、的確な助言が期待できます。一人で抱え込まず、フィードバックを活かして完成度を高めていきましょう。

ポートフォリオ作成時の注意点


ポートフォリオの作成時に気をつけたいポイントをまとめます。

著作権・守秘義務(NDA)に配慮する

実務作品を載せる際は、著作権や守秘義務への配慮が欠かせません。クライアントとの契約で、公開が禁じられている場合もあるためです。掲載前には必ず許可を得るか、条件を確認しておきましょう。

もし公開が難しいときは、内容の一部を伏せる方法もあります。ルールを守る姿勢は、信頼できる人物であることの証明にもなります。

公開後も定期的に更新する

ポートフォリオは、一度作って終わりというものではありません。新しい実績ができたら、そのつどこまめに更新していきましょう。古い情報のままだと、現在のあなたの実力は伝わりません。

最新の状態を保つと、着実な成長を示すこともできます。更新しやすい形式を選んでおくと、その後の運用がぐっと楽になります。

デバイス・表示環境での見え方を確認する

公開前には、さまざまな環境での見え方を確認しておきましょう。PCとスマホでは、レイアウトが崩れてしまうこともあります。閲覧者の多くがスマホで見る可能性も、十分に考えられます。

そのため複数のデバイスで、表示を必ずチェックしましょう。読み込み速度やリンク切れの確認も、あわせて済ませておくと安心です。

UIデザイナーのポートフォリオに関するよくある質問(FAQ)

最後に、よく寄せられる疑問にお答えしていきます。作成を進めるうえでの参考にしてください。

Q1:ポートフォリオに何作品載せるべき?

作品数に、これといった絶対の正解があるわけではありません。一般的には、5〜10点ほどが一つの目安とされています。ただし大切なのは数ではなく、質と見やすさのバランスです。自信のある作品を厳選しつつ、対応の幅も意識して選びましょう。

多すぎると一つひとつの印象が薄れるため、迷ったら質を優先します。

Q2:実務未経験でも転職・案件獲得は可能?

結論からいうと、実務未経験でも十分に可能性はあります。自主制作や架空案件を通じて、実力を示すことができるからです。そもそも企業は、未経験者に熱意やポテンシャルを期待しています。

学習の過程や成長意欲も、立派なアピール材料になります。未経験はむしろ、伸びしろの大きさが武器になると考えましょう。

Q3:ポートフォリオサイトとPDF、どちらがいい?

結論からいうと、可能であれば両方用意するのが理想的です。Webサイトは更新や共有がしやすく、現在の主流となっています。一方でPDFは、提出を求められる場面でしっかり役立ちます。

応募先から指定がある場合は、まずそれに従いましょう。特に指定がなければ、Webを軸に準備を進めるのがおすすめです。

まとめ

ポートフォリオは、UIデザイナーにとって最強の武器になります。ただし本当に大切なのは、作品の美しさそのものではありません。課題をどう解決したのかという、思考のプロセスこそが核心です。構成要素を押さえ、手順に沿って一つずつ作り込んでいきましょう。

第三者の添削も活かしながら、あなたの実力が伝わる一冊を仕上げてください。

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