好きな仕事につく、Webディレクターのススメ

Web関連の仕事に興味が湧いてきた方、例えば、今までWebと全く関係の無い仕事をしてきたのだけど、興味があるので転職したい、なんていう方にはWebディレクターをおすすめします。
ではWebディレクターとは、どのような仕事をし、どのような知識を求められるのでしょうか。
ディレクターに求められる知識は、広大です。
プログラム、デザイン、マネジメント等、サイト制作にかかわる関係者すべてに対応する知識が、求められるのです。
とは言っても、これらの知識は完璧である必要はありません。
ディレクターに求められる知識は広く浅くです。
それぞれの分野ごとに、プロジェクトチーム内で専門家が担当することになるでしょう。
ではそれらの知識はなんのためにあるのでしょうか。
それはコミュニケーションのためです。
ディレクターに求められるスキルは、それぞれの専門家の間の調整ということですね。
例えば、プログラマーの要求は、プログラミングの知識が無ければ理解できませんし、同様にこちらの要求をプログラマーに伝えることも難しいでしょう。
他にもクライアントと交渉し、その要望を聞き、どのように実装するかをプロジェクトチームに伝える、といったようなことも要求されます。
ここに転職の利点があります。
転職をしてWebディレクターになるということは、異なる職の経験があるということですから、異なる職の考えを理解しようとする基礎が、できているということではないでしょうか。
様々な視点に立った円滑な調整こそが、ディレクターには求められているのです。