
無料で作れるポートフォリオサイトはある?おすすめのサイトと作成ポイントを解説
- 更新日 : 2026/06/26


転職や就活を控えたクリエイターにとって、ポートフォリオサイトは欠かせない武器です。とはいえ「できればお金をかけずに用意したい」と考える方も多いのではないでしょうか。実は無料プランでも、選考で十分に通用するサイトはたくさんあります。
本記事では、無料で作れるおすすめのポートフォリオサイトを目的別に紹介し、選び方や作り方、転職・就活で活かすコツまで解説します。


ポートフォリオサイトとは?
ポートフォリオサイトとは、自身の作品や実績、スキルをまとめて公開するWebサイトのことです。
デザイナーやイラストレーターをはじめとするクリエイターが、自分の力を伝えるために活用します。紙の資料と違ってURLひとつで共有でき、いつでも作品を見てもらえるのが大きな強みです。
さらにアニメーションや動画も掲載できるため、表現の幅も広がります。オンラインで完結するので、遠方の企業にも手軽にアピールできるでしょう。
転職・就活でポートフォリオサイトが評価される理由
クリエイティブ職の採用では、履歴書や職務経歴書だけで実力を伝えるのは難しいものです。そこで重視されるのが作品をまとめたポートフォリオであり、採用担当者はここからスキルやセンスを見極めます。
Web上にサイトがあれば面接前にじっくり確認してもらえるため、書類選考の通過率を高める効果も期待できるでしょう。さらに、作品だけでなく意欲や人柄を伝える場としても役立ちます。
紙のポートフォリオとWebポートフォリオの違い
かつてポートフォリオといえば紙にまとめるのが一般的でしたが、現在はオンラインのサイトが主流になっています。Webならスマホやタブレットからも閲覧でき、URLを送るだけで共有できる手軽さが魅力です。
一方で、面接の場では紙やPDFを求められることもあるため、両者の違いを理解し、用途に応じて使い分けるのがおすすめです。
▼関連記事
Webデザイナーに紙のポートフォリオは必要?用途やメリットと制作方法や制作のコツ!
失敗しない無料ポートフォリオサイトの選び方

数あるサービスのなかから、自分に合うものをどう選べばよいのでしょうか。ここでは、押さえておきたい比較ポイントを紹介します。
ノーコードで簡単に作れるか
最初に確認したいのが、コードの知識がなくても作れるかどうかです。HTMLやCSSに不慣れな方にとって、コーディングはどうしてもハードルが高く感じられます。
ノーコードのサービスなら、用意した画像と文章を当てはめるだけで完成し、ドラッグ&ドロップで直感的に編集できます。まずは手軽に作りたい方ほど、ノーコード対応かどうかを重視しましょう。
クリエイター向けのデザインテンプレートが豊富か
テンプレートの質と数も、サービスを選ぶうえで欠かせないポイントです。クリエイター向けのテンプレートが豊富であれば、作品がぐっと映えるサイトを作れます。さらに、自分の職種に合ったデザインを選べるかも確認しておきましょう。
たとえば写真家とイラストレーターでは、最適な見せ方が大きく異なるからです。完成イメージに近いテンプレートがあるサービスを選ぶと、失敗が少なくなります。
独自ドメイン・商用利用に対応しているか
仕事につなげたいなら、独自ドメインや商用利用への対応も確認しておきたいところです。独自ドメインは信頼性が増すうえ、SEOの面でも有利に働きます。また、フリーランスとして営業に使う場合は、商用利用が認められているかが重要になります。
これらは無料プランでは制限されることもあるため、申し込む前にチェックしておきましょう。将来の使い方まで見据えて選ぶと、後悔が少なくなります。
レスポンシブ対応・常時SSL化
採用担当者は、スマホからサイトを確認することも少なくありません。そのためレスポンシブ対応は、必ずチェックしておきたい項目です。対応していれば、パソコンでもスマホでも作品が崩れずに表示されます。
あわせて注目したいのが、常時SSL化(https)への対応です。SSL化されていると通信が保護され、閲覧者に安心感を与えられます。
スカウト・マッチング機能の有無
転職・就活が目的なら、スカウトやマッチング機能の有無も見逃せません。マッチング型のサービスでは、作品を公開しておくだけで企業から直接スカウトが届きます。
自分から探す活動と並行できるため、思わぬ出会いが生まれることも珍しくありません。受け身でもチャンスをつかみたい方には、特におすすめの機能といえます。
【サイトビルダー型】自由にデザインできる無料ポートフォリオサイト
まずは、デザインを自由に作り込めるサイトビルダー型から見ていきましょう。自分らしい一点物のサイトを作りたい方に向いています。
Adobe Portfolio
Adobe Portfolioは、Adobeが提供するポートフォリオ作成ツールです。Creative Cloudを契約していれば、追加費用なしで使えるのが最大の魅力です。作品をアップロードするだけで手軽にサイトが完成するうえ、1つのアカウントでサイトを5つまで無料で作成できます。
独自ドメインの設定にも対応しているので、PhotoshopやIllustratorを日常的に使う方なら、まず候補に入れたい定番のサービスといえるでしょう。
STUDIO
STUDIOは、センスのよいサイトをノーコードで作れるツールです。優れたUI/UXのおかげで、直感的に操作しながら細部までデザインを調整できます。担当した案件の目的や説明文もすっきりと添えられるため、作品の背景まで伝わります。
無料プランでも月間2,000Visitor(セッション)まで利用できるので、まず試してみるには十分です。デザインにこだわりたいクリエイターから、高い支持を集めています。
Wix
Wixは、世界中で利用されている定番のサイト作成サービスです。クリエイター向けのテンプレートが豊富にそろい、ドラッグ&ドロップで自由に配置できます。
ワンクリックでスマホ向けの表示にも最適化できるため、編集の手間もかかりません。何から作ればよいか迷う初心者にとっても、扱いやすいサービスといえます。
Jimdo
Jimdoは、かんたんにホームページを作れるサービスです。ドラッグ&ドロップで操作できるので、コードの知識がない方でも気軽に始められます。問い合わせフォームも設置でき、そのまま仕事の窓口として活用できます。
ドイツ発のサービスですが日本語のサポートもあり、無料プランでも基本機能はひととおりそろっています。
Ameba Ownd
Ameba Owndは、サイバーエージェントが運営するホームページ制作サービスです。シンプルで洗練されたテンプレートが数多くそろい、専用のスマホアプリから手軽に更新できます。
画像容量やアクセス解析、SNS連携といった機能も無料で使えるのがうれしいところです。商用利用にも対応しており、無料版の広告も比較的目立ちません。
Canva
Canvaは、初心者でも扱いやすい画像デザインツールです。質の高い素材やテンプレートが豊富で、作ったデザインをそのままサイトとして公開できます。
ワンタッチでリサイズできるため、ポートフォリオだけでなくSNS用の素材作りにも便利です。普段からCanvaで制作している方には、特に相性のよい選択肢といえるでしょう。
WordPress
WordPressは、自由度の高さが最大の魅力といえるサイト制作ツールです。テーマやプラグインが豊富で、思いどおりにカスタマイズできます。
ポートフォリオ向けのテーマも多く、作品を効果的に見せられるのも強みです。設定はやや難しいものの、使いこなせばWeb制作に強いことのアピールにもつながります。手応えのあるサイトを作りたい方におすすめです。
【クリエイター特化型】転職・スカウトにつながる無料ポートフォリオサービス
続いて、転職・就活と相性のよいクリエイター特化型を紹介します。作るだけでチャンスにつながるサービスが中心です。
ViViViT
ViViViTは、作品を通じて仕事と出会えるマッチングサービスです。作品を投稿しておくと、企業の採用担当者から直接スカウトが届く仕組みになっています。
画像や動画はもちろん、3DモデルやPDFまで幅広く対応し、好きな順番に並べ替えることもできます。受け身でも企業と出会いたい就活中のクリエイターに、特におすすめです。
MATCHBOX
MATCHBOXは、マイナビワークスが提供するポートフォリオ作成サービスです。一度入力した情報を使い回せるため、Web用と紙用の両方を効率よく作れます。
求人サービスと連携している点も、就活生にとっては心強いポイントです。転職活動を本格的に進めたい方にとって、頼れる味方となってくれるでしょう。
foriio
foriioは、最短1分で本格的なポートフォリオを作れる手軽さが魅力です。PSDやAI、PDFなど多くの拡張子に対応し、デザインデータをそのままアップできます。
制作ノート機能を使えば、作品の背景やこだわりまで丁寧に伝えられます。複数のSNSをまとめられるので、作品発信の拠点としても活躍してくれます。
Strikingly
Strikinglyは、コードの知識がなくても使えるサイト作成ツールです。1ページ完結型のため、作品のコンセプトやターゲット、制作意図を一覧で伝えやすいのが特徴です。
EC機能も備わっており、作品の販売ツールとしても活用できます。無料プランでも1ページ完結のサイトを作れるので、まず試すには十分です。
【SNS・共有型】作品を発信して認知を広げる無料サービス3選

最後に、作品を広く発信できるSNS・共有型を紹介します。多くの人に見てもらい、つながりを広げたい方に向いています。
Behance
Behanceは、Adobeが運営する世界最大級のクリエイター向けSNSです。アカウントをそのままポートフォリオとして使え、世界中のクリエイターと作品を通じてつながれます。
閲覧数やいいね、コメントの数も集計されるため、反応を確認しながら発信できます。とにかく多くの人に作品を見てもらいたい方に、ぴったりのサービスです。
Dribbble
Dribbbleは、デザイナーに人気の高い作品共有サービスです。投稿した作品をポートフォリオとして活用でき、海外のクリエイターと交流できる点も大きな魅力です。
表記は英語のみですが、以前は必要だった招待制が廃止され、現在は誰でもアカウント登録と作品投稿ができます。世界に向けて自分の作品を発信したい方は、ぜひ挑戦してみましょう。
salon.io
salon.ioは、おしゃれな印象のサイトを作れる共有型サービスです。登録に必要なのはユーザー名とメール、パスワードだけと手軽に始められます。
CSSやHTMLの編集機能も備わっているため、他のユーザーと被らない個性的なレイアウトを作れます。無料でも3ページ・150画像まで掲載でき、紹介できる作品数も十分です。
無料ポートフォリオサイトの作り方と載せるべき内容
サービスを選んだら、いよいよ中身を作っていきましょう。ここでは、載せるべき要素と作成の流れを解説します。
ポートフォリオサイトに必ず入れたい要素
まず冒頭には、プロフィールを記載しましょう。経歴や人柄は、採用担当者が必ずチェックする大切な部分だからです。続いて、作品や制作実績をわかりやすく整理して並べ、それぞれに制作意図や課題解決のプロセスを言葉で添えます。
さらに使用ツールやスキル、問い合わせ先まで載せれば、ポートフォリオサイトの完成です。
▼関連記事
ポートフォリオの自己紹介の書き方は?転職で評価されるための項目を解説
採用担当者に刺さる作品の見せ方
採用担当者は、作品の見た目だけを評価しているわけではありません。むしろ「どんな課題を、どう解決したか」という思考の過程を重視します。
そのため作品には、制作の意図や工夫を必ず添えるようにしましょう。完成物を並べるだけでなく背景まで語ることで、実際の仕事ぶりをイメージしてもらいやすくなります。
作成のステップ
作成は、大きく4つのステップで進めると迷いません。まず自分に合ったツールを選び、次に掲載する作品とその順番を整理します。続いて、テンプレートに作品や文章を当てはめながらページを作っていきます。
最後に全体を見直し、表示の崩れがないか確認したうえで公開すれば完了です。
転職・就活でポートフォリオサイトを活かすコツ
作って終わりにせず、選考の場でしっかり活かしましょう。ここでは、結果につなげるためのコツを紹介します。
応募先企業に合わせて掲載作品を選ぶ
すべての作品を、やみくもに載せる必要はありません。応募先の事業内容や作風に合わせて、見せる作品を選ぶのがコツです。
企業が求める方向性に近い作品を前のほうに配置すると、担当者に「合いそう」と感じてもらえます。一社ごとに見せ方を調整する手間が、最終的な選考結果を左右します。
紙・PDFのポートフォリオも併用する
Webサイトは便利ですが、それだけで万全とはいえません。面接の場では、紙やPDFのポートフォリオを求められることもあるからです。手元で見せられる資料があると、その場での説明もぐっとしやすくなります。
MATCHBOXのようにWebと紙の両方を作れるサービスも便利なので、状況に応じて使い分けられるよう用意しておきましょう。
未経験者は架空案件でも「課題解決の意図」を語る
実務経験がなくても、ポートフォリオは十分に作成できます。未経験の場合は、架空の案件を想定して制作するのが定番の方法です。
その際も必ずクライアントがいる前提で考え、「どんな課題を、どう捉え、どう解決したか」を言葉にしましょう。意図がきちんと伝わる作品は、経験の有無を超えて評価されます。
著作権・守秘義務に注意する
作品を公開する際は、著作権や守秘義務にも注意が必要です。業務で関わった案件のなかには、そのまま公開できないものもあります。掲載する前に、クライアントの許可を必ず確認しておきましょう。
守秘義務に触れる情報はぼかすか掲載を控えるなど、トラブルを避ける姿勢もプロとして大切です。
無料ポートフォリオサイトに関するよくある質問
最後に、よく寄せられる疑問にお答えします。作成前の不安を、ここで解消しておきましょう。
Q1:無料プランでも独自ドメインは使える?
多くのサービスでは、独自ドメインは有料プランの機能とされています。無料プランの場合、URLにサービス名が入る形が一般的です。とはいえ、選考で大きく不利になることは少ないので心配はいりません。
Adobe Portfolioのように無料で独自ドメインを使える例もあるため、こだわりたい方は対応サービスを選ぶとよいでしょう。
Q2:未経験でもポートフォリオサイトは作るべき?
未経験であっても、ポートフォリオサイトは作るべきです。クリエイティブ職の選考では、作品の提出が前提になっているからです。架空案件でもよいので、自分の力を示せる作品を用意しておきましょう。
サイトがあるだけで意欲の高さも伝わるので、早めに作り、応募のたびに更新していくのがおすすめです。
Q3:作品は何点くらい載せればいい?
作品数は、多ければよいというものではありません。自信のある作品を厳選して載せるほうが、かえって効果的です。
一般的には5〜10点ほどが目安とされますが、数よりも一点ごとの完成度と説明の質を優先しましょう。応募先に合わせて、見せる作品を入れ替えるのも有効な工夫です。
まとめ
ここまで、無料で作れるポートフォリオサイトを目的別に紹介してきました。転職・就活が目的であれば、無料プランでも十分に戦えます。大切なのはサイトの豪華さではなく、作品を見やすく整理し、その意図をきちんと伝えることです。
まずは気になるサービスをひとつ選び、作品をまとめることから始めてみましょう。その一歩が、次のチャンスへとつながっていきます。


人気のデザイナー求人
【中途採用:デザイナー】9割以上が直クライアント案件。多種多様なデザインを。
BtoC、BtoB問わず、様々なクライアントの各種制作におけるデザイン業務をお任せいたします。 ブランディングから携わることやプロモーションから依頼される案件もあり、デザイン業務だけでなく、企画提案から関わることができます。 クライアントとは直取引がほとんどのため、お客様との打ち合わせにも参加していただきます。 ご自身でのデザイン業務の他に、社外のパートナー(印刷会社やコーダー、カメラマンやライターなど)への指示出しも行いつつ、進めていただきます。 取り扱う媒体は多岐にわたりますので、様々な分野に関わり経験を積むことが可能です。 クライアントは有名アパレルメーカーをはじめ、コスメや食品、エンタメ関連など、お客様とのコミュニケーションを重視し、信頼関係を築きます。 流行に敏感でトレンドを意識している方にとてもおすすめです! 【具体的な業務内容】 ・デザイン制作 ・撮影ディレクション(立ち合いあり) ・お客様との打ち合わせ 【主な制作物】 ・WEBサイト ・ランディングページ ・パンフレット ・パッケージ ・広告 ・DM ・フライヤー ・動画 ・ブランディング
- 東京
- 中途
- 330万~500万
ブランディングに関わるデザインの仕事【グラフィック/Webデザイナー募集】
【デザイナーの仕事】 デザイナー(グラフィック/Web)の仕事は、オリエンテーションからクライアントの抱える課題を顕在化し、解決策となるアイデア導き出し企画立案を行うことから始まります。経験豊富なCD / ADや、コピーライター、Webデザイナーとチームで取り組み、ブランディングやプロモーションの企画提案、デザイン開発を行います。 【具体的には】 ■グラフィックデザイン 企業・商品ブランディングでは、CI / VI構築に向け、コンセプト開発から各種デザイン提案を行っていきます。ロゴマーク、会社案内、ブランドブック、WEB、パッケージ、各種プロモーションなどのデザイン領域を担当できます。 ■WEBデザイン ブランディングに向けWEBデザインを担当してもらうこともあります。コーディングやプログラミングは専任担当や外部と連携して行いますので心配はいりません。コーポレートサイト、ブランドサイト、サテライトサイトなどのデザイン領域を担当できます。 ■その他 動画・映像制作に関するディレクション業務や、イベントブース、オフィス、店舗などの空間デザイン、さらにはアート事業でのアーティストとの協業や、自社イベントへの参加など、パドルデザインカンパニーが展開する様々な事業への参画も可能です。
- 東京
- 新卒 / 中途
- 300万~700万
クリエイティブで企業課題を解決するデザイナーを募集
大手企業のキャンペーンサイト、ブランドサイト、コーポレートサイト、 スマートフォンサイトのデザインをお願いいたします。 ディレクター、エンジニアと協力しながら、 デザイナーという枠にとらわれない自由な発想で活躍していただける環境です。 WEBサイトの企画に対して、デザイナー視点のアイデアや提案を行うこともあります。 機能性とデザインを兼ね備えたWebサイトの構築を目指しています。
- 東京
- 中途 / 契約
- 300万~500万








