
Wixでポートフォリオサイトを作る方法は?手順付きで解説
- 更新日 : 2026/08/14


転職活動や営業活動で成果を出すには、作品を魅力的に見せるポートフォリオサイトが欠かせません。しかし「コーディングは苦手」「制作に時間をかけられない」と悩む方も多いはずです。そこで注目したいのが、ノーコードで本格的なサイトを作れるWixです。
本記事では、Wixでポートフォリオサイトを作る具体的な手順を7ステップで解説します。転職・営業で「選ばれる」ポートフォリオにするコツも紹介するので、ぜひご覧ください。


Wixはポートフォリオ作成に向いている?
まずは、ポートフォリオサイトの役割とWixの基本を押さえておきましょう。ツールの特徴を理解しておくと、この後の制作作業がスムーズに進みます。
ポートフォリオサイトとは?
ポートフォリオサイトとは、自分の作品や実績をWeb上にまとめた作品集のことです。転職活動では履歴書だけでは伝わらないスキルを証明する資料になります。営業活動ではクライアントへの提案資料や、問い合わせを受ける窓口として機能します。
URLを送るだけで作品を見てもらえるため、紙のポートフォリオよりも手軽です。SNSのプロフィールに載せておけば、思わぬ仕事の依頼につながる場合もあります。クリエイターにとって、24時間働いてくれる営業ツールといえるでしょう。
Wixとは?
Wixは、世界中で利用されているクラウド型のホームページ作成ツールです。ドラッグ&ドロップの直感的な操作でサイトを作れるため、HTMLやCSSの知識は必要ありません。サーバーの契約や設定も不要で、アカウントを作ればすぐに制作を始められます。
テンプレートは800種類以上が無料で用意されており、ポートフォリオ専用のデザインも豊富です。作成したサイトは自動でスマホ表示に対応するため、閲覧環境を選ばない点も魅力です。
WebデザイナーのポートフォリオにWixを使うのは「あり」か
「Wixで作ると手抜きに見えないか」と不安に感じる方もいるかもしれません。結論として、多くの場合は問題ありません。採用担当者やクライアントが見ているのは、掲載された作品の質と、情報のわかりやすさだからです。
実際に、WebデザイナーやイラストレーターなどプロのクリエイターもWixを活用しています。ただし、コーディングスキル自体を評価される求人に応募する場合は注意が必要です。その際は、自作サイトを別途用意するか、コーディング実績を作品として掲載しましょう。
Wixポートフォリオの作り方は2通り

Wixでポートフォリオを作る方法は、大きく分けて2つあります。それぞれの特徴を理解して、自分に合った方法を選びましょう。
方法1:ポートフォリオ用テンプレートをカスタマイズする
1つ目は、ポートフォリオ用テンプレートを選んで編集する方法です。画像やテキストを差し替えるだけで完成度の高いサイトになるため、最も効率的な作り方といえます。デザインの自由度も高く、パーツの追加や配置変更も思いのままです。
テンプレートは「ポートフォリオ・履歴書」カテゴリから職種別に探せます。デザインにこだわりたい方や、サイト自体で個性を表現したい方に向いている方法です。
方法2:専用アプリ「Wixポートフォリオ」を使う
2つ目は、専用アプリ「Wixポートフォリオ」を使う方法です。App Marketからアプリを追加すると、作品を管理する専用ページがサイトに組み込まれます。プロジェクト単位で作品を登録し、コレクションとしてグループ化できる仕組みです。
AI設定機能を使えば、画像を一括アップロードするだけで自動的に整理されます。タイトルや説明文のベースも生成されるため、作品数が多い方でも短時間で構築できます。ダッシュボードから一括管理できる点も便利です。
目的別の使い分け
デザインの細部までこだわりたい方は、テンプレート編集がおすすめです。特にWebデザイナーは、サイトの完成度自体がスキルの証明になります。一方、作品数が多く更新頻度も高い方は、管理しやすい専用アプリが向いています。
両者は併用も可能です。サイトの土台はテンプレートで作り、作品ギャラリー部分にアプリを組み込む方法もあります。迷ったら、まずテンプレート編集から始めてみましょう。
Wixでポートフォリオサイトを作る7ステップ
ここからは、実際の制作手順を7つのステップで解説します。
STEP1:掲載する作品・実績を整理する
サイトを作り始める前に、まず掲載する作品を集めて整理しましょう。準備なしに作り始めると、途中で手が止まる原因になります。作品は数を並べるより、見せたい相手に響くものを厳選する方が効果的です。
作品ごとに「制作の目的」「担当範囲」「使用ツール」「工夫した点」をメモにまとめておきます。この下準備をしておくと、後の作品ページ作成が驚くほどスムーズになります。
STEP2:Wixアカウントを作成する
作品の準備ができたら、Wix公式サイトにアクセスします。「今すぐはじめる」ボタンからアカウント作成ページに進みましょう。登録はメールアドレスのほか、GoogleやFacebookのアカウント連携でも行えます。
登録後は、サイトの種類や目的を尋ねる質問が表示されます。ここで「ポートフォリオ」を選択すると、目的に合ったテンプレートが提案されます。質問への回答は後から変更できるので、気軽に進めて問題ありません。
STEP3:テンプレートを選ぶ
次に、サイトの土台となるテンプレートを選びます。「ポートフォリオ・履歴書」カテゴリには、職種別のデザインが豊富に揃っています。作品を大きく見せたいならギャラリー型、経歴も伝えたいなら縦長の1ページ型が便利です。
前述のとおり、Wixは公開後にテンプレートを変更できません。掲載したい作品のテイストと合うか、じっくり比較してから決めましょう。プレビュー機能でスマホ表示も確認しておくと安心です。
STEP4:プロフィール・スキル・経歴ページを作る
テンプレートを決めたら、エディタでプロフィールページから編集します。名前(または屋号)、職種、経歴、スキル、使用ツールを整理して掲載しましょう。転職用なら、実務経験の年数や得意分野を具体的に書くと効果的です。
顔写真やイラストのアイコンを添えると、人柄が伝わり印象に残ります。「どんな仕事をしたいか」という指向性まで書いておくと、ミスマッチの防止にもつながります。
STEP5:作品ページを作成し、制作意図・担当範囲を書く
続いて、ポートフォリオの核となる作品ページを作ります。STEP1で整理したメモをもとに、作品画像と解説文をセットで掲載しましょう。画像はエディタ左側の「+」ボタンから追加でき、ギャラリーパーツを使えば一覧表示も簡単です。
解説文には「課題→自分の役割→工夫→成果」の流れを盛り込みます。チーム制作の場合は、担当範囲を明確に書くことが信頼につながります。数値で語れる成果があれば、必ず記載しましょう。
STEP6:お問い合わせフォームを設置する
作品ページができたら、お問い合わせフォームを設置します。Wixにはフォームパーツが標準で用意されており、ドラッグ&ドロップで追加できます。項目は「名前・メールアドレス・問い合わせ内容」程度のシンプルな構成で十分です。
営業活動に使う場合、問い合わせ導線の設計は特に重要です。各作品ページの下部にも「お問い合わせはこちら」のボタンを置くと、依頼につながりやすくなります。SNSリンクも合わせて設置しておきましょう。
STEP7:スマホ表示を確認して公開する
最後に、公開前のチェックを行います。エディタ上部のアイコンからスマホ表示に切り替え、レイアウト崩れがないか確認しましょう。採用担当者やクライアントは、スマホで閲覧するケースも多いためです。
誤字脱字、リンク切れ、画像の粗さもチェックポイントです。問題がなければ、右上の「公開」ボタンをクリックして完了です。公開後もいつでも編集できるので、まずは一度公開してみることをおすすめします。
転職・営業で「選ばれる」ポートフォリオにする5つのコツ

サイトを公開しただけでは、成果にはつながりません。ここでは、採用担当者やクライアントに「会ってみたい」と思わせるコツを紹介します。
見る相手を想定して作品を厳選する
ポートフォリオは自己満足の作品集ではなく、相手に届けるための資料です。応募先の企業や狙いたいクライアントを想像し、響きそうな作品を厳選しましょう。全作品を並べるより、質の高い5〜10点に絞る方が印象は良くなります。
たとえばWeb制作会社への転職なら、Webデザインの実績を前面に出します。バナーやロゴは補足程度に留めるなど、優先順位をつけて構成しましょう。
作品には「制作背景・担当範囲・使用ツール」を必ず添える
作品画像を並べるだけでは、あなたの実力は正しく伝わりません。「どんな課題に対し、何を考え、どう解決したか」というプロセスこそが評価対象です。制作背景と自分の担当範囲、使用ツールは必ずセットで記載しましょう。
特にチーム制作の作品は、担当範囲が曖昧だと誇張を疑われる場合もあります。「デザインは自分、コーディングは他メンバー」など、正直に書くことが信頼につながります。
ファーストビューで職種と強みが伝わるデザインにする
訪問者がサイトに留まるかは、最初の数秒で決まります。トップページを開いた瞬間に「何者で、何が得意か」が伝わる構成にしましょう。「UIデザインが得意なWebデザイナー」のような一文を添えるだけでも効果的です。
代表作をファーストビューに大きく配置するのも定番の手法です。凝った演出よりも、わかりやすさと読み込み速度を優先することをおすすめします。
SEO設定・独自ドメインで信頼性を高める
営業活動でポートフォリオを活用するなら、検索対策にも取り組みましょう。Wixでは、ページごとにタイトルや説明文などのSEO設定を編集できます。「地域名×Webデザイナー」などで検索されれば、新規の依頼獲得も期待できます。
本格的に集客するなら、有料プランで独自ドメインを取得しましょう。Googleサーチコンソールと連携でき、検索流入の分析と改善が可能になります。ドメイン名は名刺やSNSにも使えるため、ブランディングにも有効です。
定期的に作品を更新し、最新スキルを見せる
ポートフォリオは、一度作って終わりではありません。最終更新が古いままだと「今は活動していないのでは」と思われる恐れがあります。新しい作品ができたら追加し、古い作品は入れ替えていきましょう。
Wixならブラウザ上ですぐに更新でき、修正の手間はかかりません。転職・営業のどちらでも、最新のスキルを見せ続けることが成果への近道です。更新日やお知らせ欄を設けるのも良い方法です。
Wixポートフォリオに関するよくある質問(FAQ)
最後に、Wixでポートフォリオを作る際によくある質問をまとめました。疑問を解消してから、安心して制作を始めましょう。
Q1:完全無料のままでも転職活動に使えますか?
はい、使えます。転職活動では採用担当者にURLを直接伝えるため、無料プランでも役割を十分に果たせます。広告表示やWixのサブドメインが、選考で不利になるケースは多くありません。
ただし、見られるのはあくまで中身です。作品の質と情報の整理に力を注ぎましょう。フリーランスの営業用途であれば、信頼性の観点から有料プランを検討する価値があります。
Q2:Wixで作ったこと自体がマイナス評価になりませんか?
多くの場合、マイナス評価にはなりません。デザイナーの選考で重視されるのは、デザイン力と作品の見せ方だからです。むしろツールを活用して効率的に成果物を作れる点は、実務力として評価されることもあります。
例外は、コーディングスキルが必須の求人です。その場合は、HTML/CSSで組んだ制作物を作品として掲載するか、GitHubなどを併記して補いましょう。
Q3:閲覧制限はかけられますか?
はい、可能です。Wixにはページ単位でパスワードを設定できる機能があります。守秘義務のある案件や、一般公開したくない作品の掲載に便利です。応募先にはURLとパスワードをセットで伝えれば、選考時のみ閲覧してもらえます。
サイト全体に制限をかけて、限定公開のポートフォリオにすることもできます。公開範囲を柔軟に調整できる点は、Wixの強みのひとつです。
Q4:後から独自ドメインに変更できますか?
はい、変更できます。有料プランにアップグレードすれば、独自ドメインをいつでも接続可能です。まず無料プランで作って転職活動に使い、独立後に独自ドメインへ移行する流れも一般的です。
ただし、URLが変わると過去に共有したリンクは無効になります。名刺やSNSに記載する予定があるなら、早めの取得を検討しましょう。
まとめ
Wixを使えば、コーディング不要で本格的なポートフォリオサイトを作れます。無料プランでも公開まで完結できるため、転職活動には十分に活用可能です。営業活動で本格的に使うなら、独自ドメインが使える有料プランを検討しましょう。
大切なのは、完璧を目指して立ち止まらないことです。ポートフォリオは公開後も何度でも改善できます。まずは代表作を数点用意して、今日からWixで制作を始めてみてください。
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