【気になる！Web業界の給料】ディレクター編

Webディレクターの給料はWeb業界の中でも高いクラスに属しています。
2011年度のデータでは平均年収478万円で前年より上がっており、今後も上昇傾向にあると予測されています。
SNSなど手掛ける企業での求人が牽引役となっており、給料などの待遇に好条件を提示し、採用意欲も比較的高い点が見逃せません。
年代別に見る25歳から29歳では平均年収413万円でWeb業界全体の平均から見てプラス16万円、最高年収ではなんと1320万円を得ている凄腕もいます。
30歳から34歳では484万円で業界全体平均のプラス22万円、35歳から39歳では539万円で業界全体平均のプラス13万円といずれも高い水準になっています。
なお、30代での最高年収は1000万円です。
Webディレクターの仕事は勤める企業によって若干任される業務に差があるものの、制作から進行管理、新規提案など様々な作業を行う何でも屋的な部分があります。
1つの案件に集中するのではなく、同時並行的に複数のサイトを担当することも多いため、提案や制作のフォローだけでなく、保守案件における日々の更新作業の管理も求められます。
集中力や注意力が必要な仕事で、かつ、チームを上手くまとめて連携し合う能力やノウハウが大切といえるでしょう。
提案書の作成やクライアントとの話し合いのうえでは、製作スタッフの作業時間がどれくらい必要かを細かく把握して、打ち合わせを効率的に進め、クライアントの不安や疑問を解いていく必要もあります。
制作の全体をまとめながら様々な役割を担う重要なポジションですから、高収入もうなずけるのではないでしょうか。