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イラストレーターを目指す人へ!おすすめの資格と勉強法を解説

  • 更新日 : 2025/06/23

イラストレーターという職業に憧れを抱いているけれど、「何から始めたら良いの?」「特別な資格は必要なの?」と疑問に思っていませんか?

この記事では、イラストレーターを目指すあなたのために、役立つ資格の情報や、実践的なスキルアップ方法を分かりやすく解説します。

資格は必ずしも必須ではありませんが、あなたのスキルを証明し、キャリアを切り開くための強力な武器となり得ます。自分に合った学び方を見つけて、夢への一歩を踏み出しましょう。

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イラストレーターになるのに資格は必要?

イラストレーターとして活動するために、法律で定められた必須の資格や免許は存在しません。つまり、資格がなくても誰でもイラストレーターを名乗り、仕事を始められるということです。

しかし、資格を持っていれば、自身のスキルレベルを客観的に証明できたり、特定の分野における知識や技術力をアピールしたりする際に有利に働くことがあります。

特に未経験からイラストレーターを目指す場合や、自分の強みを明確に示したい場合には、資格が大きな武器となるでしょう。

イラストレーターが資格を取得するメリット

資格を取得することには、いくつかの具体的なメリットがあります。

まず最大のメリットは、スキルの客観的な証明です。クライアントや企業に対して、自分が一定の知識や技術を持っていることを具体的に示せます。

また、資格取得を目標に学習するうちに、体系的に知識や技術を習得でき、スキルアップにも繋がります。さ資格によっては、就職や転職活動で有利になったり、仕事の幅が広がったりする可能性も期待できます。

自信を持って仕事に取り組めるようになるという、心理的なメリットも大きいでしょう。

【目的別】イラストレーター向けおすすめ資格5選

ひとくちに「イラストレーター向けの資格」と言っても、その種類は様々です。ここでは、あなたの目的や伸ばしたいスキルに合わせて選べる、おすすめの資格を5つ紹介します。

それぞれの資格の特徴を理解し、自分にぴったりの資格を見つけましょう。

【ソフトウェアスキルを証明】Illustratorクリエイター能力認定試験

Illustratorクリエイター能力認定試験は、アドビシステムズ株式会社が提供するグラフィック作成ソフト「Illustrator」の操作スキルを測定・評価する試験です。

Illustratorは、ロゴデザインやチラシ・ポスター制作、キャラクターデザインなど、イラスト制作の現場で幅広く活用されています。

この資格を取得することで、Illustratorを使いこなし、質の高いコンテンツを制作できる能力を客観的に証明できます。スタンダードとエキスパートの2つのレベルがあり、自分のスキルレベルに合わせて挑戦できます。

【表現の幅を広げる】Photoshopクリエイター能力認定試験

Photoshopクリエイター能力認定試験は、アドビシステムズ株式会社が提供する画像編集ソフト「Photoshop」の活用能力を測る試験です。

Photoshopは、イラストに彩色したり、質感を加えたりと、表現の幅を大きく広げるために役立ちます。写真加工やレタッチ、デジタルペイント、Webデザインパーツの作成などでも使います。

Photoshopを用いた画像編集スキルや、クリエイティブなコンテンツ制作能力をアピールできるのが、この資格を取得するメリットです。試験のレベルは、スタンダードとエキスパートが用意されています。

【色彩センスを磨く】色彩検定

色彩検定は、公益社団法人色彩検定協会が主催する、色に関する幅広い知識や技能を問う検定試験です。

イラスト制作において、色の組み合わせや配色センスは作品の印象を大きく左右する重要な要素です。

色彩検定の学習を通して、色彩理論や配色技法、色の心理的効果などを体系的に学ぶことができ、より魅力的で説得力のあるイラストを描くための基礎知識を身につけられます。

3級、2級、1級、UC(色のユニバーサルデザイン)級があり、段階的にステップアップできます。

【CGスキルを習得】CGクリエイター検定

CGクリエイター検定は、公益財団法人画像情報教育振興協会(CG-ARTS)が主催する、CG(コンピュータグラフィックス)制作に関する知識とスキルを評価する検定です。

2Dイラストだけでなく、3DCGやアニメーション、映像制作など、幅広い分野でCG技術が活用されています。

この検定は、デザインや2DCGの基礎から、3DCG制作の手法やワークフロー、関連知識までを網羅しており、CG分野での活躍を目指す人にとって、自身のスキルレベルを測る良い指標となります。

ベーシックとエキスパートの2つのレベルがあります。

【Adobe公認スキル】アドビ認定プロフェッショナル

アドビ認定プロフェッショナルは、アドビ社のソフトウェア製品(Photoshop、Illustrator、InDesign、Premiere Pro)に関する専門知識とスキルを証明する国際認定資格です。

以前は、「アドビ認定アソシエイト」という名称でしたが、2021年に改称されました。

各ソフトウェアごとに試験が用意されており、合格するとその分野のプロフェッショナルとして認定されます。世界共通基準の認定資格であるため、国内外で自身のスキルをアピールする際に有効です。

資格取得だけじゃない、イラストレーターとして成長するための勉強方法

資格取得はスキルアップの一つの手段ですが、それだけでプロのイラストレーターになれるわけではありません。日々の練習や、自分に合った学習方法を見つけることが重要です。

ここでは、イラストレーターとして成長するための主な勉強方法と、それぞれのメリット・デメリットについて解説します。

独学

独学は、自分の好きな時間やペースで学習を進められるのが最大のメリットです。教本やオンラインのチュートリアル、イラスト講座サイトなどを活用し、費用を抑えながら学べます。

効率よく学ぶコツは、まず具体的な目標を設定することです。「毎日1枚イラストを描く」「1ヶ月で特定の技法をマスターする」など、小さな目標を積み重ねていくとモチベーションを維持しやすくなります。

また、SNSやイラスト投稿サイトで作品を公開し、フィードバックをもらうことも上達への近道です。ただし、客観的な評価が得られにくい、行き詰まったときに相談相手がいないといったデメリットもあります。

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独学でイラストレーターになるには?効果的な学習方法と注意すべきポイントを解説

最近では、インタラクティブなライブ授業や、受講生同士のコミュニティ機能が充実しているサービスも増えています。

ただし、独学と同様に自己管理能力が求められる点や、直接的なコミュニケーションが取りづらい場合がある点は考慮が必要です。無料体験などを活用して、自分に合った講座内容や学習スタイルかを見極めましょう。

資格よりも重視される?イラストレーターに不可欠なスキルとは

資格も有効な手段の一つですが、イラストレーターとして活躍するためには、資格以上に重視されるスキルがいくつかあります。

最も重要なのは、画力・表現力です。魅力的なキャラクターを描ける、多様なタッチに対応できる、依頼内容を的確にビジュアル化できるといった能力は不可欠です。

次に、クライアントの意図を正確に汲み取り、円滑なコミュニケーションを取るためのコミュニケーション能力も求められます。

また、デジタル環境での制作が主流となっているため、IllustratorやPhotoshopといったデジタルツールの操作スキルも必須と言えるでしょう。

常に新しい表現や技術を学び続ける向上心も、長く活躍するためには欠かせません。

まとめ

この記事では、イラストレーターを目指すあなたに向けて、資格の必要性やおすすめの資格、そしてスキルアップのための勉強方法について解説しました。

資格はあなたのスキルを証明し、自信を与えてくれる有効なツールの一つですが、最も大切なのは「描くことが好き」という気持ちと、常に学び続ける姿勢です。

今回ご紹介した資格情報や勉強方法を参考に、自分に合った方法でスキルを磨き、積極的に作品を発信していきましょう。資格を賢く活かし、ポートフォリオを充実させながら、憧れのイラストレーターへの第一歩を踏み出してください。

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