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これで安心!Webデザイナー採用面接の対策方法を徹底紹介

  • 更新日 : 2020/03/06

クリエイティブ職でも人気の高いwebデザイナー。未経験から応募出来る求人も増えています。

未経験から応募した方、webデザイナーとしてキャリアアップをしたい方、転職活動をしているどんな方も避けては通れないのが面接です。

面接で自分の強みやどんな経験が活かせるのかをしっかりアピールできるよう、準備から実際の面接でよく聞かれることまで一連の流れを見ていきましょう。

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目次
面接は事前準備から始まっている!Webデザイナーが面接を受ける前にすべきこと自分のキャリアの棚卸自己分析転職サイトの自己分析ツールを使うグッドポイント診断キャリアタイプ診断有料の診断ツールを使うストレングスファインダー企業分析を通して会社を理解する企業分析のポイント①その業界の中での企業の位置づけを把握する②企業ごとに特徴を掘り下げて調べる志望動機の整理実際の面接の大まかな流れとは?一連の流れを紹介面接官がWebデザイナーの採用面接で重視しているポイント〜中途・未経験〜面接中、どんな質問をされる?答え方のポイントもアドバイス自己紹介をお願いいたします弊社を志望した理由は何ですか退職理由をお伺いしてもよろしいでしょうかなぜwebデザイナーになりたいと思ったんですか?/この職種に応募した理由を教えてくださいこれまで仕事でどんなスキルを身に着けてきましたかこれからどんなことに挑戦していきたいですかあなたの強み、弱みを教えてくださいWebデザイナーなら避けては通れない!ポートフォリオ面接の攻略方法ポートフォリオ面接で見られていること予めアピールしたいことを整理し、決められた時間内で話す練習をしましょう逆質問では何を聞く?具体的なポイント解説一次面接で使える逆質問二次面接で使える逆質問最終面接で使える逆質問これはNG!採用面接でしてはいけないミス事例遅刻今の会社を悪く言う給与や待遇等について直接的な質問をする・逆質問でHPに書いてあるようなことを聞く面接時の服装や日時調整についてのマナーオフィスカジュアルを基準に選ぶと安心速いレスポンスと確認しやすいやり取りを心がけるWebデザイナーとして働きたい思いを整理し、自分の言葉で伝えられるように準備をすれば大丈夫

面接は事前準備から始まっている!Webデザイナーが面接を受ける前にすべきこと

面接を受ける前に最初にすべきこと、それは面接の前の事前準備です。

事前準備をして面接に臨むか、そうでないかによって面接時の受け答えには圧倒的な差が産まれます。

特に、Webデザイナーは専門的な職種であるため、経験者であればこれまでのスキル、未経験者であればなぜWebデザイナーになりたいのかを明確にしておく必要がありますここでは、事前に行っておくべき事前準備5つのポイントについて解説します。

自分のキャリアの棚卸

転職活動を行うにあたえり、キャリアの棚卸が必要だということはよく言われています。

しかし、具体的にどんなことをすればいいのか?実際にやろうとして手が止まる人も多いと思います

そもそも、キャリアの棚卸とはどんなことであり、なぜ必要なのでしょうか?

キャリア=「積み重ねた実地の経験」
棚卸=「(物品の)数量を実地調査し、確認すること」

を指します。

これらを組み合わせると、
「積み重ねた実地の経験の数量を実地調査し確認すること」です。

すなわち、キャリアの棚卸は、「これまで自分がどんな経験をしてきたのかを1つ1つ確認する作業」です。

キャリアの棚卸はなぜ必要かというと、ポテンシャルを重視する新卒採用とは異なり、企業が中途で採用する人材には即戦力になることを求めています。

そのため、これまで仕事を通して培ってきた経験やスキルを具体的に伝えると同時に、自分が企業の一員になることで自分の経験をどのように活かし、貢献できるかを効果的に伝えることが必要です。

自分を採用することのメリットを企業に効果的に伝えるために、キャリアの棚卸は重要な作業であるといえます。

具体的には、以下の7つを紙に書き出してみると良いでしょう。

①これまでに携わった具体的な業務内容
②これまでに業務を通じて得た知識やスキル、資格など
③どのような仕事にやりがいを感じたか、楽しいと感じたか
④どのように会社や業績に貢献してきたか
⑤どのような企業で働きたいか、どのような条件で働きたいか
⑥なぜ転職が必要なのか
⑦5年後~10年後にどんな自分になりたいのか

自己分析

自己分析は、文字通り「自分を分析すること」です。

自分の長所や短所など、自分自身のことは、理解できているようで意外と理解できていないものです。

感覚ではなんとなく理解していても、自分は〇〇な人間だ、ということを言葉にできる人は少ないのではないでしょうか。

自分自身で言葉にできないことを他人に説明することは難しく説得力のないものとなってしまいます。

面接でそうならないためにも、自分はどんな人物であるかを言葉にできるようにしましょう。

具体的には、まず、自分自身で

①何が得意なのか?
②どんな仕事をしている時が楽しいのか?
③仕事をするうえで何を大切にしてきたのか?
④失敗をどのように乗り越えてきたのか?

などを紙に書き起こしてみましょう。

また、客観的な分析も出来る為、以下のような自己分析ツールを使用してみても良いでしょう。

転職サイトの自己分析ツールを使う

グッドポイント診断


リクナビnextを運営しているリクルートキャリアが持つ独自のノウハウを活かして開発した、約30分でできる本格診断サービスです。

18種類の中から5つの強みを診断してくれます。

※無料でできますが、診断には会員登録が必要です

キャリアタイプ診断

120問程度の質問に回答することで、「性格・気質傾向」「能力傾向」「行動基準」「向いている仕事スタイル」「向いている企業風土」がわかります。

所用時間は約10分~15分程度です。

※無料でできますが、診断には会員登録が必要です。

有料の診断ツールを使う

ストレングスファインダー

米国ギャラップ社の開発した人の強みを見つけ出す自己分析ツールです。

Webサイト上で177個の質問に答えると、34の資質のうち、強みとなり得る上位5つの資質を知ることができます。

所用時間は30分~40分程度です。

企業分析を通して会社を理解する


自己分析が完了したら、企業分析も忘れずに行いましょう。

企業分析を行うことで、企業を理解し、より説得力のある志望動機に繋げることができます。

企業分析のポイント

①その業界の中での企業の位置づけを把握する

「業態」「企業規模」「ターゲットとする顧客」など大きい括りで見た中で、同業他社と比較してどこに分類されるのか把握することで、業界を俯瞰的に捉えることができ、企業理解のベースになります。

②企業ごとに特徴を掘り下げて調べる

応募した企業と、その競合にあたる企業は特に特徴を掘り下げて調べましょう。

調べる点は

・企業理念、代表取締役
・設立年、資本金、株式公開、事業拠点
・関連企業
・詳しい事業内容
・競争力
・職種 
・業績 等

が挙げられます。

特に、詳しい事業内容はどのような事業が会社の柱となっているのか詳しく調べることで企業の強みが理解できます。

社風や理念をどの程度大切にするかなどは、インターネットでは分かりにくい部分も多くあるため、転職イベントなどを活用して実際に働く社員の方に会ってみることも一つの方法です。

志望動機の整理


面接で必ず聞かれる志望動機も、きちんとまとめておきましょう。

・同業他社の中でなぜ当社を志望したのか
・なぜこの職業に就きたいのか(未経験の場合は特に重要)

の2点は、志望動機の中で面接官が特に確認したいポイントです。

この記事で先ほど説明した「自己分析」「企業分析」を基に整理し、分かりやすく答えられるようにしましょう。

詳細は「【例文あり】未経験でも大丈夫!Webデザイナーの志望動機の書き方」の記事もご確認ください

実際の面接の大まかな流れとは?一連の流れを紹介


久しぶりの面接の人や就活以来の面接の人のために、まずは面接当日のおおまかな流れを以下に記載します。

・身だしなみのチェック
建物に入る前にトイレなどで髪や服にゴミがついていないか、女性の場合は化粧が汚く崩れていないかなど確認

・受付
早すぎても遅すぎてもNG!5分程度前に受付に行き、面接に来た旨を伝えましょう。

・待機時間もマナーを意識する
特に指示が無ければ立って待つようにし、スマホをいじるなどは絶対にNGです。

・入室
ドアノックは3回してからは入室しましょう。着席は声を掛けられてから行いましょう。

・面接中は姿勢や目線に注意!
猫背、足を組む、背もたれに寄りかかるなどはNGです。

・面接終了時は御礼を忘れずに。
面接官も貴重な時間を割いて面接しています。
「本日はお時間をいただきありがとうございました」
など、具体的に感謝の気持ちを伝えましょう。

・ドアは静かに閉める
意図せず大きな音がする場合もあるので気を付けましょう。

・建物を出るまで気を抜かない
面接が終わってホッ一息の一服はNGです。どこで誰に見られているか分からないため、建物の外に出てからにしましょう。

面接官がWebデザイナーの採用面接で重視しているポイント〜中途・未経験〜


面接官に求められることは中途採用と未経験採用では異なります。

具体的には以下のポイントを見られています。

中途→会社が求めているポジションで即戦力として活躍できる実績を持っているかどうか?
未経験→これまでの経験をWebデザイナーでどう活かしていきたいか、学習意欲があるか?

これらを意識して、面接では質問に答えていくようにしましょう。

面接中、どんな質問をされる?答え方のポイントもアドバイス


実際の面接でどのような事を聞かれるのか。

面接でよく聞かれる質問と、答え方のワンポイントアドバイスをまとめましたので、確認して臨むと良いでしょう。

自己紹介をお願いいたします

面接の最初に聞かれることの多いこの質問には、これまでの経歴と主に関わった業務を1分程度で話せるようにまとめておきましょう。

【例】
私はこれまでwebデザイン業界で〇年働いてきました。
主に、〇〇部門で〇〇のポジションとして〇〇のプロジェクト(業務)に携わり、〇〇の成果を残しました(または〇〇のスキルを身に着けました 等)。

弊社を志望した理由は何ですか

この質問は面接官が面接で最も知りたい内容の一つです。

事前準備で掘り下げた内容を踏まえて、分かりやすく伝えましょう。

【例】
私は新卒でwebデザインの会社に入社し、主に食品業界のコーポレートサイトや、LPの制作を手がけてきましたが、学生時代から化粧品業界にも興味があり、就職活動の際にもいくつか受験をしていた程でした。
御社のことは、webデザイナーとして働き初めてから知ったのですが、御社は多数の化粧品業界のサイトを手掛けており、その中でも〇〇社のサイトデザインの〇〇にはとても感動し、どうしても御社でサイトデザインの仕事をしたいと思ったため、転職を決意いたしました。

退職理由をお伺いしてもよろしいでしょうか

退職理由も職種に関わらずよく聞かれる質問ですが、ネガティブな理由での転職の場合、企業はあなたが同じような理由で転職してしまうことを懸念します。

退職の理由は嘘をつく必要はありませんが、ポジティブに変換して伝えたり、「自分なりに対処したが、転職することでしか希望が叶えられなかった」という伝え方の方がベターです。

【例】
仕事内容が合わなかった、という場合も

「企画職を行っていくうちにwebデザインの仕事に興味を持ち、異動を希望したが受け入れられなかった」

という形であればネガティブな印象にはなりません。

なぜwebデザイナーになりたいと思ったんですか?/この職種に応募した理由を教えてください

この質問は、特に未経験でwebデザイナーになりたいと思っている人がよく聞かれます。

動機が浅いとすぐに辞めてしまう人かもしれないという懸念を与えてしまう可能性があるので、自己分析の結果も踏まえて伝えましょう。

【例】
webデザインについてはまだまだ勉強中の身ですが、コーディングとデザインをしている時間がとても楽しいことが一番の理由です。
また、どんどん新しい技術も出てきているので、覚えることは大変ですが勉強しても楽しいです、勉強したことをどんどん業務に活かしたいと考えています。

これまで仕事でどんなスキルを身に着けてきましたか

webデザイン経験者の場合は、これまでの経験でどんなスキルを身に着けたのかを具体的に、webデザイン未経験者の場合は、これから勉強するwebデザインのスキルの他に、どんなことを業務で活かしていけそうかを伝えましょう。

【例:webデザイン経験者】
これまでWebデザイナーとして、photoshopやIllustratorの写真や画像の加工、イラストの作成スキルやHTMLやCSS、Javascriptなどの言語を習得し、デザインからコーディングまでの工程全般を担当していました。
これらは私の最も得意な領域であり、御社でも存分に活かしていきたいと思っています。
また、昨年からはプロジェクトを束ねるリーダーも行っており、4名のメンバーの統括も行っていました。

【例:webデザイン未経験者】
私は現在の会社で新卒で営業部に配属され、主に〇〇業界の企業を担当しておりました。
様々なお客様を担当する中でのコミュニケーション能力やビジネススキル、目標達成にむけて逆算して考えるスケジュール能力や数字管理能力が身につきました。
これらの能力は、webデザイナーでも活かせる能力のため、御社でも発揮していければと思っています。
また〇年間ずっと〇〇業界を担当していたため、業界のトレンドやプレイヤーについては熟知しているという強みがあります。

これからどんなことに挑戦していきたいですか

この質問も、企業にフィットするかどうか、また具体的にどのように活躍してくれるかを確認しています。

経験者はより具体的に何がしたいのかを答えられるようにしましょう。

未経験者は、デザインとコーディングを身に着けることがまずは企業への貢献であると伝えても良いでしょう。

【例:webデザイン経験者】
御社の強みは〇〇であると理解しています。
私はコーディングよりもデザインの方が得意なので、御社が手がけている〇〇のサイトのデザインに携わる事が出来ればと思っています。

【例:webデザイン未経験者】
まずはデザインとコーディングをしっかりと身に着けることが御社に入社してからやりたいことであり、御社への一番の貢献と考えています。
正確なコーディングを早く、成果の出せるデザインを行えるよう、クライアントの要望や意図をくみ取れるようになりたいです。

あなたの強み、弱みを教えてください

一見、プライベートな性格について聞かれているような気もするこの質問も、基本的には入社後に活かせるイメージのつきやすいビジネス上での強みやスキルを答える方が無難です。

長所は、できるだけ「責任感」「協調性」などのヒューマンスキルではなく、「マネジメント力」「提案力」などのポータブルスキルを答えるようにしましょう。

強み同様、弱みをも基本的にはビジネス上での弱みを答えるようにしましょう。

どんなことを答えるか迷った場合には、「自分の理想のwebデザイナー」をイメージして、理想に対して自分のどこが足りていないかを分析し、伝えることで自己認知力があるというアピールにもなります。

【例:長所】
提案力があることが私の長所です。
現職は企画営業ですが、既存の施策にとらわれず新規施策を実施し、前年比150%の売り上げを実現しました。
御社でもこの調書を活かし、貢献していく所存です。

【例:短所】
私は、デザインもコーディングもバリバリ出来るwebデザイナーになることが理想です。
現在の自分は、デザインは得意ですが、コーディングの技術がまだまだ未熟だと分析しております。
現在も、休日にコーディングの勉強をしていますが、引き続き勉強を続けより理想のwebデザイナーに近づき、御社に貢献したいと考えています。

また、短所を聞かれた場合に面接間の印象を下げる回答も存在し、それは、「特に短所はありません」という回答です。

嘘をつく、自己認知能力がないという印象を与えかねないため、このような回答はしない方がいいでしょう。

また強みの逆を説明する、という回答もあまりおすすめできません。

なぜなら、この回答も遠まわしに「特に短所はありません」と言ってしまっていることにつながるからです。

短所は誰にでもあるものです。

自分の短所を客観的に認識し、その短所に対してどんな改善をしているかというところまで話が出来ると良いでしょう。

Webデザイナーなら避けては通れない!ポートフォリオ面接の攻略方法


上記で説明した基本的な質問は、職種を問わず面接時に必ず聞かれるものですが、Webデザイナーの採用面接の最大の特徴はポートフォリオの内容に沿って面接官が質問をしてくることです。

求人への応募時にポートフォリオを提出しているとは思いますが、面接当日もそれをみながら話す場合があるのでPDFなどのデータ以外にも、紙媒体など別のものも準備して持参すると安心です。

ポートフォリオ面接で見られていること

ポートフォリオ面接では、

「論理的な説明力があるか」「プレゼン能力があるか」

などを確認されています。

特に、制作時のこだわりやデザインの意図を聞いてくることが多いです。

「なぜ、この色にしたのか?」「なぜこのデザインにしたのか?」など質問を通して、根拠を持ってデザインする力があるかどうかをみています。

感覚ではなく、なぜそうしたのかを説明できるようにしましょう。

【NG例】
面接官:「このサイトデザインはなぜ青を使ったのですか?」

回答:「青い方がカッコいいので、青を使いました」

この回答は極端な一例ではありますが、デザイン全般に対する企業側の評価は、大きく変化します。

サイトは芸術品ではなく、あくまで企業や商品をアピールするための1つのツールです。

そのため、「どうしてこのデザインにしたのか」を論理的に説明できるデザイナーを高く評価する企業が大半になっています。

【OK例】
面接官:「このサイトデザインはなぜ青を使ったのですか?」

回答:「このサイトは、〇〇という企業の〇〇という商品のブランドサイトです。
ブランドのイメージカラーが青であるため、デザインには絶対に青を使いたいと決めていました。
さらに、ブランドの持つ高級感が表現できるよう、R〇〇G〇〇B〇〇の青を使用しています。」

このOK例のように、なぜそのデザインにしたのか、という意図を論理的に説明出来れば、面接官は評価してくれるでしょう。

予めアピールしたいことを整理し、決められた時間内で話す練習をしましょう

ほとんどのポートフォリオ面接では、短くて3~4分、長くても10分程度の時間制限を指定され、その時間の中で、伝えたいことを伝えることができるか、というプレゼンテーションスキルも見ています。

企業によっても、ポートフォリオ面接の時間は異なるため、どの程度の時間になってもいいように3~4分の場合、7~8分の場合、10分超の場合など、予め何パターンか時間配分を考慮したパターンを準備しておきましょう。

【進め方例】
短時間の場合:
ポートフォリオ面接が2~3分、3~4分の場合はすべてを網羅して話すことは難しい為、一つの作品などを中心に話します。

しかし、その作品だけの紹介にならないよう、他の作品でもこういうことを意識してデザインしてきたなど、ポートフォリオ全体についても簡単に説明できるようにした方が良いでしょう。

まとまった時間がある場合:
ポートフォリオ全体の流れに沿って、複数の作品について話していきましょう。

また、受ける企業に合わせて、メインで話す作品の順番や系統を変えましょう(Webデザイン、プロダクトデザイン、パッケージデザインなど)

メインで話すものの時間が無くならないよう、他の作品の時間配分に注意して進めましょう。

事前に、ストップウォッチや家族・知人に手伝ってもらい、時間を計って練習したり、模擬面接などで準備しておけば安心です。

逆質問では何を聞く?具体的なポイント解説


面接の最後によく聞かれる質問の1つに「最後に何か質問はありますか?」というものがあります。

そもそも、逆質問が得意!大好き!という人は少ないと思います。何を聞いたらいいか分からない、逆質問で評価を下げる事になったらどうしよう、と考える人の方が多数です。

しかし、この逆質問はサイトの求人情報には書いていない、企業の詳細を実際に働く人から聞き出せるチャンスです。

企業との相性を見極められるとポジティブに捉え、積極的に質問して自己アピールに繋げましょう。

この、逆質問に対する回答例を、面接のフェーズ毎にまとめました。

一次面接で使える逆質問

一般的に、一次面接は企業の人事担当者が行うことが殆どです。

そのため一次面接では、業務の具体的な内容よりも企業の制度や社員の活躍事例について質問するのがベターです。

【例】
・入社後の研修内容や期間はどんなもの、期間がありますか?
・〇〇さんが御社に入社してよかったと感じていることは何ですか? 等

※企業のホームページや求人情報に記載されているようなことは質問しないようにしましょう。

自分で調べることをしない人、という印象になり評価が下がる可能性があります。

企業のホームページには載っていないけれども、人事担当者にも回答できる粒度の質問をいくつか用意しておくと良いでしょう。

二次面接で使える逆質問

二次面接は、実際に入社した後に上司となる人物が面接官を務めるケースが多いといえます。

業務に関する具体的な内容は、ここで質問しましょう。

【例】
・1日の平均的なスケジュールを教えていただけますか?
(この質問でどの程度の残業があるかどうかも見極められます)
・採用していただけた場合には、どのような案件業務を担当することになりますか?
・開発メンバーは何名いらっしゃいますか? 等

※即戦力として活躍してくれそうか、チームに馴染んでくれそうかを見ています。

自分のスキルと紐づけた質問、またチームに対する質問を積極的にし、コミュニケーションを取る意欲があることを伝えましょう。

最終面接で使える逆質問

最終面接は、社長や役員クラスの方との面接になるケースがほとんどです。

「企業にどんな利益をもたらしてくれるか」などを経営者目線で判断されることが多いため、自身の採用が企業にとってプラスとなることを積極的にアピールしましょう。

【例】
・御社の課題はなんですか?
・今後の会社のビジョンについて思い描いていることは何ですか?
・経営者目線から社員に求めたいことは何ですか? 等

※企業に対して「一緒に働く上で把握しておきたい質問」という姿勢で質問に臨むことが大切です。

質問数も、面接時間に収まるよう2、3つで様子を見ましょう。

これはNG!採用面接でしてはいけないミス事例


採用面接でこれをやってはNG!の事例を、具体的にお知らせします。

遅刻

遅刻は言語道断です。

電車遅延などの不測の事態も考慮し、早めに面接会場に向かうようにしましょう。

万が一、不測の事態で遅刻する場合には、できるだけ早く担当者に連絡し、丁寧に謝罪の気持ちと、何時頃に到着するのかの目安時間を伝えましょう。

会場についてからも、まず最初に遅刻へのお詫びを簡潔に述べましょう。

今の会社を悪く言う

転職を考えているということは、少なからず現在の環境に不満があることだとは思います。

ただ、面接官に退職理由を聞かれた時には今の会社を悪く言うこと絶対に辞めましょう。

面接官に「入社してからも会社を悪く言われてしまうかもしれない」と思われ、評価が下がる可能性があります。

給与や待遇等について直接的な質問をする・逆質問でHPに書いてあるようなことを聞く

待遇や給与は働くうえではとても大切なポイントのため、確認することは大切な事ですが、直接的な質問をすると面接官によっては「給与や待遇だけで仕事を選んでいる」という印象になりかねません。

給与や待遇の確認は直接的な質問を避けましょう。

例えば、残業時間などについては「残業は月にどのくらいですか?」と聞くことは避け、「一日の平均スケジュールを教えてください」などの聞き方が良いでしょう。

また、企業のホームページや求人情報に記載されているようなことは質問しないようにしましょう。

自分で調べることをしない人、という印象になり評価が下がる可能性があります。

面接時の服装や日時調整についてのマナー


webデザイナーの面接は「私服OK」と記載されていることも多いですが、本当に私服でも良いのでしょうか?
そんな疑問にお答えします。

オフィスカジュアルを基準に選ぶと安心

面接時の服装は基本的にはスーツでも問題ありません。

webデザイナーはスーツでなくてもOKな場合もありますし、特に就業後に面接では私服OKのケースも多々あります。

その場合にもジャケットを羽織るなどカジュアルすぎない清潔感のある服装で臨むと間違いないでしょう。

私服OKであっても、スウェットやジャージで面接に行くのは辞めましょう!

速いレスポンスと確認しやすいやり取りを心がける

企業の採用担当者は、様々な候補者とやり取りをしています。

仕事をするうえで、レスポンスが速く、簡潔で分かりやすい返信が来る応募者には好印象を持つでしょうし、いつまでたっても返信が来ない、メールの返信が分かりづらい応募者とは一緒に仕事がしたいと思わないかもしれません。

採用担当者とのメールのやり取りは以下の事に注意して行いましょう。

①メールは24時間以内に返信。
(すぐに返信できない場合は、御礼の返信と、いつ頃に返信するかを伝えましょう)
②内容は端的に
(採用担当者はたくさんのメールのやり取りを行っています。端的に内容を伝えましょう)
③返信前の文面の履歴は残しましょう
(メールの内容を読み返せるため、履歴は消さずにやりとりするようにしましょう)

Webデザイナーとして働きたい思いを整理し、自分の言葉で伝えられるように準備をすれば大丈夫


面接はとても緊張しますが、緊張するということはそれだけその面接を大切な機会であると捉えている証拠であり、その緊張はきっと自信に変えることができます。

事前準備から面接は始まっていて、面接の内容はいかに事前の準備を抜かりなく実施するかにかかっています。

本記事で説明した、

・キャリアの棚卸
・自己分析
・企業分析
・志望動機の整理

を行い、予め質問に対する回答の準備や、面接官に見られているポイントを意識しておけば、面接当日に慌てることもありません。

特にポートフォリオ面談は事前練習は必須です。

事前準備をしたかしていないかが一目でバレてしまう項目であるので、入念に準備しましょう。

デザインへの思いや制作実績を上手にアピールできることできっと内定を獲得することが出来ます。

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クライアントのメッセージを形に。ブランディングの核となるデザイナー募集

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BOEL Inc.の基軸となるさまざまなブランディングプロジェクトを視覚面からアプローチする仕事です。ビジュアルデザインはもちろん、ユーザーエクスペリエンスを考慮したインタラクティブコンテンツの制作を担当していただきます。その他、企業戦略に不可欠のCI / VIに対するグラフィックデザインのアプローチ。リーフレットなど各種ツール制作のデザインなどを担当していただきます。 クライアントが思い描くメッセージを目に見える形に可視化して表現し、ブランドの構築につなげていく。これを担うのがデザイナーの役割です。 ミニマムでソリッド、シンプルなBOEL Inc.のデザインは、様々な企業から多数引き合いをいただいています。 クライアントとは直接取引がほとんど。旅行・金融・不動産・ベンチャーなど、業種は多岐にわたります。 ≪具体的な業務≫ ・Webを中心とするビジュアルデザイン、インタラクティブコンテンツ制作 ・CI/VI そのほか、以下のようなツール等のデザインにも携わっていただくことがあります。 ・リーフレット ・ノベルティ ・DM また、写真や映像撮影の機会が多く、撮影現場でのアシスタント業務をお願いすることがあるほか、 業務に関連する文字校やリンクチェックなども現場で協力して実施しています。

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  • 中途 / 契約
  • 300万~500万

「想像を超えていく」デザイナー/アートディレクター

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TryMoreは、WEBを中心にキャンペーンやプロモーション、ブランディングなどの企画・制作を行う会社です。 どんなときも、楽しんで仕事をする。 逆境に立たされても、ネガティブにならずアイデアと行動で未来をつくりだす。 それがTryMoreのポリシーです。 私たちは、 笑顔が似合うクリエイティブチームとして、日々ものづくり・ことづくりを続けています。 ・仕事内容 キャンペーンサイトやブランドサイトおよびインタラクティブコンテンツのデザインを担当していただきます。

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  • 中途
  • 360万~550万

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MASKMANは、クライアントの課題と徹底的に向き合い、見た人、触れた人が行動したり、笑ったり感動したりする「心が動くデジタルクリエイティブ」を大切にしています。 ディレクターは主にキャンペーンの企画制作、実行、Webサイトの制作進行などをお任せします。 またWebだけでなく、リアルイベントの企画やブランドの立ち上げ、商品パッケージの制作などもあり、 あなたのご経験やスキル、挑戦していきたいことを踏まえ担当いただく業務を相談できればと思います。 <特徴> ▼心が動くデジタルクリエイティブ クライアントの課題に対して、ビジュアルが良いだけでなく「見る人の心に働きかけるクリエイティブづくり」を目指しています。デジタルはただのツールにしか過ぎません。技術を行使するのは人であり、そこには必ず「心」が存在します。 ▼クライアントも制作メンバーも笑顔に MASKMANは「関わる人みんなが幸せになれる場所」を目指して立ち上げた会社です。 制作に関わるすべての人の、心と身体の健康を第一に考えています。 ▼幅広い制作内容 Webサイト制作に限らず、イベント企画から印刷物、ブランド立ち上げや地方創生プロジェクトなど様々な案件のご依頼があるので多彩な経験ができる環境です。希望される方は積極的に興味のある業務にも挑戦することが可能です。

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